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バックエンドサービスでクライアント認証が有効になっている場合の SSL モニタリングの設定

クライアントの検証に SSL クライアント証明書を必要とするサーバーの負荷分散が必要なシナリオを考えてみましょう。このデプロイでは、次の設定を追加します。

  • NetScalerアプライアンスでSSLサービスを作成する
  • HTTPS モニターの追加
  • 証明書とキーのペアを追加します
  • この証明書とキーのペアを SSL サービスにバインドします。
  • HTTPS モニターをこのサービスにバインドします。

この https モニターを使用して、バックエンドサービスのヘルスチェックを実行できます。

クライアント証明書による SSL 監視の設定

  1. PuTTY などの SSH クライアントを使用して、アプライアンスへの SSH 接続を開きます。

  2. 管理者の認証情報を使用してアプライアンスにログオンします。

  3. SSL サービスを追加します。コマンドプロンプトで入力します。

    add service <name> <serverName> <serviceType> <port>
    <!--NeedCopy-->
    
  4. https モニターを追加します。コマンドプロンプトで入力します。

    add lb monitor <name> <type>
    <!--NeedCopy-->
    
  5. その SSL サービスのクライアント証明書として使用する証明書とキーのペアを追加します。コマンドプロンプトで入力します。

    add ssl certKey <certkeyName> -cert <string> -key <string>
    <!--NeedCopy-->
    
  6. この証明書とキーのペアを SSL サービスにバインドします。コマンドプロンプトで入力します。

    bind ssl service <serviceName> -certkeyName <string>
    <!--NeedCopy-->
    
  7. https モニターを SSL サービスにバインドします。コマンドプロンプトで入力します。

    bind service <name> -monitorName <string>
    <!--NeedCopy-->
    

例:

add service ssl_svc 198.51.100.100 SSL 443
Done

add lb monitor ssl_mon HTTP
Done

add ssl certKey abccert -cert serverabc.pem -key serverabc.ky
Done

bind ssl service ssl_svc -certkeyName abccert
Done

bind service ssl_svc -monitorName ssl_mon
Done
<!--NeedCopy-->
バックエンドサービスでクライアント認証が有効になっている場合の SSL モニタリングの設定