下位層のCitrix ADCアプライアンスを構成する
下位層のNetScalerアプライアンスをそれぞれ次のように構成します。
CLI を使用して n 層キャッシュリダイレクト用の下位層アプライアンスを構成する
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
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add service <name>@ <cacheServiceIP> <serviceType> <port> -cip ENABLED "ClientIP" –cachetype transparent
キャッシュサーバーごとに同じ手順を繰り返します。
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add lb vserver <name>@ <serviceType> -m MAC
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bind lb vserver <name>@ <cacheServiceName>
キャッシュサーバーごとに同じ手順を繰り返します。
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add cr vserver <name> <serviceType> * <port> -srcIPExpr "HTTP.REQ.HEADER("ClientIP")" -originusip ON –usePortRange ON
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set ns param-crPortRange <startPortNumber-endPortNumber>
GUI を使用して n 層キャッシュリダイレクト用の下位層アプライアンスを構成する
- キャッシュサーバーごとにサービスを作成します。サービスを作成するには:
- [Traffic Management] > [Load Balancing] > [Services] の順に移動します。
- 詳細ペインで [追加] をクリックし、名前とプロトコルを指定します。「直接アドレス指定可能」チェックボックスをオフにします。
- 「詳細設定」タブで、「グローバルオーバーライド」チェックボックスと「クライアントIP」チェックボックスを選択し、「ヘッダー」ボックスに「ClientIP」と入力します。
- 「キャッシュタイプ」ボックスで、「透明キャッシュ」を選択します。
- [作成] をクリックします。
- 負荷分散仮想サーバーを設定します。
- [トラフィック管理] > [負荷分散] > [仮想サービス] に移動します。
- 詳細ペインで [追加] をクリックし、名前、プロトコル、IP アドレス、およびポートを指定します。IP アドレスはアスタリスク (*) でなければなりません。
- 「サービス」タブで、キャッシュサーバーを表すサービスを選択します。
- 「詳細設定」タブの「リダイレクトモード」で、「MAC ベース」を選択します。
- [作成] をクリックします。
- キャッシュリダイレクト仮想サーバーを設定します。
- [トラフィック管理] > [負荷分散] > [仮想サービス] に移動します。
- 詳細ペインで [追加] をクリックし、名前、プロトコル、IP アドレス、およびポートを指定します。IP アドレスは* でなければなりません。
- [キャッシュタイプ] で [透明] を選択します。
- [詳細設定] タブの [キャッシュサーバー] ボックスで、新しい負荷分散仮想サーバーを選択し、[Origin USIP] と [Use Port Range] チェックボックスをオンにします。「ソース IP 表現」ボックスに「HTTP.REQ.HEADER (「クライアントチップ」) と入力します。
- [作成] をクリックします。
- アプライアンスの送信元ポート範囲を割り当てます。
- ナビゲーションウィンドウで、[ システム]、[ 設定] の順にクリックします。
- 「設定」グループで、「グローバルシステム設定の変更」リンクをクリックします。
- 「キャッシュリダイレクトポート範囲」グループで、「開始ポート」にポート番号、「終了ポート」にポート番号を入力して、アプライアンスのポート範囲を指定します。
- [OK] をクリックします。
下位層のCitrix ADCアプライアンスを構成する
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