基本設定のクリア:TACACS 設定をクリアしない
概要
この拡張機能では、clear config コマンドの実行時に、RBA(ロールベースアクセス)関連のすべての設定を消去しないことに重点を置いています。
現在の clear config コマンドは、次の 3 つのレベルのいずれかで実行されます。
• Basic
• Extended
• Full
選択したレベルに基づいて、NetScaler 構成がクリアされ、工場出荷時のデフォルトにリセットされます。
使用するコマンドは次のとおりです。
clear ns config \[-force\] \<level\>
新しいコマンドは、すべての RBA 関連設定の削除を許可/拒否するノブを追加します。
新規コマンド
RBA構成のクリア機能について説明します。
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YES/NO ノブ、デフォルト:YES。
管理者は、RBA 構成を保持するかどうかを決定します。
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クリア設定の基本レベルのみがサポートされています。
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次の設定はクリアされません。
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Add/bind system user/group.
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Add cmd policy.
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TACACSコマンド.(add TACACS action/policy).
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Bind system global
注: TACACS 関連の設定(action/policy)は、ポリシーがシステムグローバルにバインドされている場合、またはクリアされている場合、保持されます。
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CLI の設定
使用したコマンド
clear config [–force] <level> [-RBAconfig]
デフォルトでは、YES に設定され、指定されたレベルに基づいて設定がクリアされます。
—RBAconfig が NO に設定されている場合、RBA 関連の設定は保持されます。以下が含まれます。
- Add /bind system user /group
- Bind system global
- tacacs 関連コマンド (add tacacs action/policy))
- Add cmd policy