ネットワークに直接アクセスできるNetScaler CPXを導入

ブリッジネットワークモードでは、NetScaler CPXインスタンスがネットワークに直接アクセスするように構成できます。このシナリオでは、受信トラフィックはNetScaler CPX仮想サーバーIP(VIP)で直接受信されます。

この通信を有効にするには、まず、docker0ブリッジにパブリックIPアドレスを構成する必要があります。次に、ネットワークポートeth0からパブリックIPアドレスを削除し、ネットワークポートをdocker0ブリッジにバインドします。

2つのサービスを追加して負荷分散を構成し、次にネットワークパブリックIPアドレスを、NetScaler CPXインスタンスのVIPとして構成します。クライアント要求は、VIPで直接受信されます。

この構成例では、10.x.x.xネットワークはパブリックネットワークを表しています。

このシナリオを構成するには、Linuxシェルプロンプトで次のコマンドを実行します:

    ip addr add 10.102.29.100/24 dev docker0;
    ip addr del 10.102.29.100/24 dev eth0;
    brctl addif docker0 eth0;
    ip route del default;
    ip route add default via 10.102.29.1 dev docker0
<!--NeedCopy-->

NetScaler ADMのジョブ機能を使用するか、NITRO APIを使用して、次のコマンドを実行します。

    add service s1 172.17.0.8 http 80
    add service s2 172.17.0.9 http 80
    add lb vserver cpx-vip HTTP 10.102.29.102 80
    bind lb vserver cpx-vip s1
    bind lb vserver cpx-vip s2
<!--NeedCopy-->
ネットワークに直接アクセスできるNetScaler CPXを導入

この記事の概要