Application Delivery Management

SNMP トラップの宛先、マネージャコミュニティ、およびユーザーの作成

Citrix ADM で異常な状態が発生するたびに、SNMPトラップが生成されます。次に、トラップは、トラップ宛先サーバーまたは SNMPトラップ宛先と呼ばれるリモートデバイスに送信されます。 SNMP マネージャと呼ばれるリモートデバイスから、システム固有の情報について SNMP エージェントに問い合わせることができます。エージェントは、要求されたデータをMIB(Management Information Base:管理情報ベース)で検索して、データをSNMPマネージャーに送信します。

Citrix ADM でSNMPトラップの送信先を作成するには:

  1. [System]>[SNMP]>[Trap Destinations]の順に選択します。

  2. SNMPトラップ」で、「 追加 」をクリックしてSNMPトラップを作成し、次の詳細を指定します。

    • バージョン。使用する SNMP バージョンを選択します。

    • 送信先サーバー。トラップ宛先の名前または IP アドレス。

    • ポート。トラップ先のポートを入力します。デフォルトでは、ポートは162に設定されています。

    • コミュニティ。トラップリスナーにトラップを送信するときに使用するコミュニティストリングを指定します。

  3. [作成] をクリックします。

    SNMP v3 トラップの宛先を作成する場合は、トラップをバインドする SNMP ユーザー認証情報を指定します。SNMP ユーザー認証情報を追加するには、「 挿入 」をクリックし、利用可能な SNMP ユーザーのリストからユーザーを追加します。

SNMP マネージャーコミュニティを作成するには:

  1. [System]>[SNMP]>[Managers]の順に選択します。

  2. SNMPマネージャー」で、「 追加 」をクリックしてSNMPマネージャーコミュニティを作成し、次の詳細を指定します。

    • SNMP マネージャ。SNMP マネージャーの名前または IP アドレスを入力します。

    • コミュニティ。トラップリスナーにトラップを送信するときに使用するコミュニティストリングを指定します。

  3. オプションで、「 管理ネットワークを有効にする 」チェックボックスを選択して、 SNMPマネージャーネットワークのサブネットマスクであるネットマスクを指定できます

  4. [作成] をクリックします。

SNMP ユーザーを作成するには:

  1. [System]>[SNMP]>[Users]の順に選択します。

  2. SNMPユーザー」で、「 追加」をクリックします。

  3. ユーザー名を入力し、メニューからユーザーにセキュリティレベルを割り当てます。

  4. ユーザーに割り当てたセキュリティレベルに基づいて、認証プロトコル、プライバシーパスワードなどの追加の認証プロトコルを指定し、SNMP ビューの割り当てを行います。

SNMP トラップの宛先、マネージャコミュニティ、およびユーザーの作成

この記事の概要