DPDK をサポートする BLX 用 Mellanox NIC

DPDK モードで展開された NetScaler BLX アプライアンスは、MLX5 DPDK ドライバーを備えた Mellanox NIC をサポートします。 DPDK をサポートする BLX アプライアンス用に Mellanox NIC を構成するには、次の手順を実行します。

  • LinuxホストにMellanox OpenFabrics Enterprise Distributionをダウンロードしてインストールします。
  • DPDKにバインドされたMellanox NIC用にBLXアプライアンスを構成する

始める前に

DPDK をサポートする BLX アプライアンス用に Mellanox NIC の設定を開始する前に、次の点を確認してください。

LinuxホストにMellanox OpenFabrics Enterprise Distributionをダウンロードしてインストールします

Mellanox OFED (MLNX_OFED) は、Mellanox がテストしパッケージ化した OpenFabrics Enterprise Distribution (OFED) のバージョンです。 Mellanox OFED は、Linux ホスト上で Mellanox NIC を実行するために使用されます。 Mellanox の公式 Web サイトから Mellanox OFED パッケージを Linux ホストにダウンロードします。 次に、Linux ホストに Mellanox OFED DPDK ライブラリとカーネル モジュールをインストールします。

LinuxホストにMellanox OFEDパッケージをダウンロードするには

  1. 公式の Mellanox OFED ページ ( Mellanox OpenFabrics Enterprise Distribution for Linux (MLNX OFED)) にアクセスします。

  2. 適切な Mellanox OFED パッケージを Linux ホストにダウンロードし、パッケージをインストールします。 Mellanox OFED パッケージのダウンロードとインストールの詳細については、 公式 Mellanox OFED for Linux ドキュメントを参照してください。

Linux ホストに Mellanox OFED DPDK ライブラリをインストールするには:

Linux ホスト CLI で次のコマンドを実行します。

./mlnxofedinstall --upstream-libs –dpdk
<!--NeedCopy-->

DPDKにバインドされたMellanox NIC用にBLXアプライアンスを構成する

DPDK にバインドされた Mellanox NIC を BLX アプライアンスに追加するには、BLX 構成ファイル (blx.conf) に dpdk-non-uio-intf パラメータを追加する必要があります。 次に、DPDK にバインドされた Mellanox NIC の名前を使用して、 dpdk-non-uio-intf パラメータを設定します。

Mellanox NIC DPDK サポート用に BLX アプライアンスを構成するには:

  1. Linux ホストにある次の BLX 構成ファイル (blx.conf) を開きます。

    /etc/blx/blx.conf
    <!--NeedCopy-->
    
  2. blx.conf ファイルの blx-system-config セクションで、 dpdk-non-uio-intf パラメータを追加します。 次に、BLX アプライアンスに追加する DPDK にバインドされた Mellanox NIC の名前 (Linux CLI に表示される名前) を指定します。 NIC の名前をカンマで区切って指定します。

    dpdk-non-uio-intf: <Mellanox NIC name>, <Mellanox NIC name>, ...
    <!--NeedCopy-->
    

    例:

    dpdk-non-uio-intf: ens1f1, ens1f2
    <!--NeedCopy-->
    

注記: dpdk-non-uio-intf は、blx.conf ファイルにデフォルトでは存在しません。

DPDK をサポートする BLX 用 Mellanox NIC