ADC

負荷分散仮想サーバーの作成

Citrix ADCアプライアンス上のキャッシュリダイレクト仮想サーバーは、要求がキャッシュ可能な場合はキャッシュサーバーファームに、要求がキャッシュ可能でない場合はオリジンサーバーファームに要求を送信できます。

各キャッシュ・サーバーは、サービスによってアプライアンス上で表されます。サービスとは、キャッシュ・リダイレクト仮想サーバーから要求を受け取り、その要求をサーバーに転送する負荷分散仮想サーバーにバインドされます。

負荷分散仮想サーバーおよびその他の構成オプションの設定の詳細については、 負荷分散を参照してください

CLI を使用した負荷分散仮想サーバーの作成

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、負荷分散仮想サーバーを作成し、構成を確認します。

-  add lb vserver <name> <serviceType> [<IPAddress>] [<port>]
-  show lb vserver [<name>]
<!--NeedCopy-->

例:

> add lb vserver Vserver-LB-CR HTTP 10.102.20.30 80
 Done
> show lb vserver Vserver-LB-CR
        Vserver-LB-CR (10.102.20.30:80) - HTTP  Type: ADDRESS
        State: DOWN
        Last state change was at Fri Jul  2 08:47:52 2010
        Time since last state change: 0 days, 00:00:08.470
        Effective State: DOWN
        Client Idle Timeout: 180 sec
        Down state flush: ENABLED
        Disable Primary Vserver On Down : DISABLED
        Port Rewrite : DISABLED
        No. of Bound Services :  0 (Total)       0 (Active)
        Configured Method: LEASTCONNECTION
        Mode: IP
        Persistence: NONE
        Vserver IP and Port insertion: OFF
        Push: DISABLED  Push VServer:
        Push Multi Clients: NO
        Push Label Rule: none
 Done
<!--NeedCopy-->

GUI を使用した負荷分散仮想サーバーの作成

  1. [Traffic Management]>[Load Balancing]>[Virtual Servers]の順に選択します。

  2. 詳細ペインで、[Add] をクリックします。

  3. [仮想サーバーの作成 (負荷分散)] ダイアログボックスで、次に示すパラメータの値を指定します。

    • 名前*-name
    • IPアドレス*-IPAddress
    • ポート*-port

    *必須パラメータ

  4. [プロトコル] ボックスの一覧で、サポートされているプロトコル ( HTTPなど) を選択します。仮想サーバが、選択したプロトコルの既知のポート以外のポートでトラフィックを受信する場合は、[Port] フィールドに新しい値を入力します。

  5. [Create] をクリックしてから、[Close] をクリックします。[負荷分散仮想サーバー] ペインに、新しい仮想サーバーが表示されます。

負荷分散仮想サーバーの作成