上位層のCitrix ADCアプライアンスの構成
各上位層のCitrix ADCアプライアンスを次のように構成します。
コマンド CLI を使用して n 層キャッシュリダイレクト用の上位層アプライアンスを構成する
コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。
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add service \<name\>@ \<serviceIP\> \<serviceType\> \<port\>
追加するサービスごとにこのコマンドを実行します。
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add lb vserver \<name\>@ ANY \* \<port\> -persistenceType \<persistenceMethod\> -lbMethod \<lbMethod\> -m MAC -sessionless ENABLED -cltTimeout \<client\_Timeout\_Value\>
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bind lb vserver \<name\>@ \<serviceName\>
バインドする各サービスに対してこのコマンドを実行します。
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enable ns mode l3
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add ns pbr \<name\> \<action\> -srcPort \<sourcePortNumber\> -destPort \<startPortNumber-endPortNumber\> -nexthop \<serviceIpAddress\> -protocol TCP
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apply ns pbrs
必要なすべての PBR を追加した後、このコマンドを実行します。
GUI を使用して n 層キャッシュリダイレクト用の上位層アプライアンスを構成する
- L3 モードを有効にします。
- ナビゲーションウィンドウで、[システム] をクリックし、[設定] をクリックします。
- [設定] グループで、[モードの構成] リンクをクリックします。
- [レイヤ 3 モード(IP 転送)] チェックボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
- ポリシーベースルーティング(PBR)を設定します。
- System > Network > PBRsに移動します。
- [ポリシーベースルーティング (PBR)] ウィンドウで、[追加] をクリックします。
- PBR の名前を入力します。
- アクションを [許可] として選択します。
- [Next Hop] ボックスに、サービスの IP アドレスを入力します。これは、下位層のアプライアンスを表します。
- [プロトコル] ドロップダウンリストから [TCP] を選択します。
- 送信元ポートと、追加する下位層のアプライアンスに対応する宛先ポートの範囲を入力します。
- [作成] をクリックします。
- 詳細ペインで PBR を選択し、[Apply] をクリックします。
- 下位層アプライアンスごとに、ステップ(i)からステップ(vii)を繰り返します。
- 下位層アプライアンスごとにサービスを作成します。
- [Traffic Management] > [Load Balancing] > [Services] の順に移動します。
- 詳細ペインで、[Add] をクリックします。
- 名前、プロトコル、IP アドレス、およびポートを指定します。プロトコルは ANY である必要があります。
- [作成] をクリックします。
- 負荷分散仮想サーバーを構成します。
- [Traffic Management]>[Load Balancing]>[Virtual Servers]の順に選択します。
- 詳細ペインで、[Add] をクリックします。
- 名前、プロトコル、IP アドレス、およびポートを指定します。プロトコルは ANY、IP アドレスは * である必要があります。
- [サービス]タブで、下位層のCitrix ADCアプライアンスを表すサービスを選択します。
- [詳細設定] タブで、[MAC ベース] としてリダイレクションモードを選択し、[セッションレス] チェックボックスをオンにします。
- [作成] をクリックします。