ADC

クラスタ・ファイルの同期

構成コーディネータで使用可能なファイルは、クラスタファイルと呼ばれます。これらのファイルは、ノードがクラスターに追加されると、他のクラスターノードで自動的に同期され、クラスターの存続期間中に定期的に同期されます。また、クラスターファイルを手動で同期することもできます。

重要: クラスター環境で証明書またはキーファイルを削除すると、ADCアプライアンスでのそれ以上の構成が制限されます。同じ場所にファイルを追加して戻し、構成を変更します。

同期される構成コーディネータのディレクトリとファイルは次のとおりです。

  • /nsconfig/ssl/
  • /var/netscaler/ssl/
  • /var/vpn/bookmark/
  • /nsconfig/dns/
  • /nsconfig/htmlinjection/
  • /netscaler/htmlinjection/ens/
  • /nsconfig/monitors/
  • /nsconfig/nstemplates/
  • /nsconfig/ssh/
  • /nsconfig/rc.netscaler
  • /nsconfig/resolv.conf
  • /nsconfig/inetd.conf
  • /nsconfig/syslog.conf
  • /nsconfig/nmpd.conf
  • /nsconfig/ntp.conf
  • /nsconfig/httpd.conf
  • /nsconfig/sshd_config
  • /nsconfig/hosts
  • /nsconfig/enckey
  • /var/nslw.bin/etc/krb5.conf
  • /var/nslw.bin/etc/krb5.keytab
  • /var/lib/likewise/db/
  • /var/download/
  • /var/wi/tomcat/webapps/
  • /var/wi/tomcat/conf/Catalina/localhost/
  • /var/wi/java_home/lib/security/cacerts
  • /var/wi/java_home/jre/lib/security/cacerts
  • /nsconfig/license/
  • /nsconf/rc.conf

ヒント

クラスタ構成コーディネータに手動 (またはシェルを介して) コピーされたファイル (証明書およびキーファイル) は、他のクラスタノードでは自動的には使用できません。これらのファイルに依存するコマンドを実行する前に、クラスターIPアドレスから「syncclusterfiles」コマンドを実行してください。

コマンドラインインターフェイスを使用してクラスタファイルを同期するには

クラスタ IP アドレスのコマンドプロンプトで、次のように入力します。

sync cluster files <mode>

構成ユーティリティを使用してクラスタファイルを同期するには

  1. クラスタ IP アドレスにログオンします。
  2. [システム] > [クラスタ] に移動します。
  3. 詳細ペインの [ユーティリティ] で、[クラスターファイルの同期] をクリックします。
  4. [クラスターファイルの 同期 ]ダイアログボックスで、[モード]ドロップダウンリストから同期するファイルを選択します。
  5. OK」をクリックします。
クラスタ・ファイルの同期