構成変更 SNMP トラップの構成監査差分を生成

ネットワーク内のNetScaler ADCインスタンスの構成が変更されると、構成ファイルが更新されます。インスタンスは構成変更SNMPトラップをNetScalerコンソールに送信します。NetScaler Consoleを有効にして、インスタンスがConfigChange SNMPトラップを送信したときに、そのインスタンスの構成監査を実行することができます。

監査テンプレート設定と構成実行の間に相違がある場合は、「 監査レポート 」(Audit Report) ページに「差分」( Diff Exist s) ステータスメッセージが表示されます。「 相違の出口 」リンクをクリックすると、「 構成の差分 」ページが表示され、修正コマンドを表示できます。これらの修正コマンドを使用して、構成ジョブを作成し、特定のNetScaler ADCインスタンスで実行できます。設定ジョブを実行すると、インスタンスは目的の設定に戻ります。修正コマンドから構成ジョブを作成する方法の詳細については、「 NetScaler Consoleの修正コマンドから構成ジョブを作成する方法」を参照してください。

ConfigChange SNMPトラップの受信時に構成監査テンプレートを実行するには、次の手順に従います。

NetScaler コンソールでは、NetScaler コンソールで構成監査テンプレートを実行するオプションを有効にできます。

  1. NetScaler Consoleで、[ インフラストラクチャ]>[構成]>[構成監査]に移動します。

  2. 構成監査 」ページの「 設定 」をクリックします。

  3. 構成変更の監査設定 」セクションの編集アイコンをクリックします。

  4. NetScalerConfigChange イベントの受信時に構成監査を行う 」チェックボックスを選択します。

    注:

    これはすべてのインスタンスのグローバル設定です。NetScalerコンソールは、今後NetScalerConfigChangeSNMPトラップを受信するすべてのインスタンスに対して構成監査を実行します。

  5. 監査テンプレートを実行するための遅延時間 (分単位) 」フィールドに、分数を入力します。NetScaler Consoleは、NetScalerインスタンスによってConfigChange SNMPトラップを受信すると、この遅延時間が経過した後にNetScalerインスタンス上で構成監査テンプレートを実行します。

構成変更 SNMP トラップの構成監査差分を生成

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