組み込みテンプレートを使用して作成されたジョブをスケジュールする
組み込みテンプレートオプションを使用して、ジョブにスケジュールを指定できます。ジョブとは、管理対象インスタンスで実行できる一連の構成コマンドのことです。たとえば、組み込みテンプレートオプションを使用して、Syslogサーバーを構成するジョブにスケジュールを指定できます。また、ジョブをすぐに実行するか、後段階で実行するようにジョブをスケジュールすることもできます。
NetScaler Consoleの組み込みテンプレートを使用してジョブをスケジュールするには:
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NetScaler Consoleで、[ インフラストラクチャ]>[構成]>[構成ジョブ]に移動し、[ ジョブの作成]をクリックします。
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[ Create Job ] ページの [ Select Configuration ] タブで、[ Job Name ] を指定し、ドロップダウンリストから [ Instance Type ] を選択します。
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「 構成ソース 」ドロップダウンリストから「 作り込みテンプレート 」を選択します。nsConfigureSysLogServer コマンドを右側のウィンドウ枠にドラッグし、[ 次へ] をクリックします。
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[ インスタンスの選択 ] タブで、[ インスタンスの追加] をクリックし、ジョブを実行するインスタンスを選択し、[ OK] をクリックします。
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[次へ] をクリックします。[Specify Variable Values]タブで次のいずれかのオプションを選択してインスタンスの変数を指定します。
- 入力ファイルからの変数値-入力ファイルをダウンロードして、コマンドで定義した変数の値を入力し、そのファイルをNetScaler Consoleサーバーにアップロードします。
- Common variable values for all instances - SyslogサーバーのIPアドレスとポートを指定します。
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[ Job Preview ] タブでは、各インスタンスまたはインスタンスグループで実行するコマンドを評価および検証できます。
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[次へ] をクリックします。
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[ 実行 ] タブで、次の条件を設定します:
- コマンド失敗の場合 -コマンドが失敗した場合、エラーを無視してジョブの実行を続行するか、ジョブのさらなる実行を停止するかを選択できます。ドロップダウンリストから、実行するアクションを選択します。
- 実行モード -ジョブを今すぐ実行することも、後でジョブを実行するようにスケジュールすることもできます。後でジョブをスケジュールする場合は、そのジョブの実行頻度設定を指定する必要があります。ジョブに定めるスケジュールをボックスの一覧から選択します。
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「実行設定」( Execution Settings) で必要なメソッドを選択して、一連のインスタンスに対してジョブを順次または並列で実行することもできます。いずれかのインスタンスでジョブの実行にエラーが発生した場合、残っているインスタンスに続行することはありません。
また、承認されたユーザーが管理対象インスタンスでジョブを実行できるようにすることもできます。また、ジョブの成功または失敗に関する電子メール通知を他の詳細とともに送信するかどうかを選択できます。
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[完了]をクリックします。