クライアント選択オプションの構成
セッションプロファイルとポリシーを使用してクライアントを選択できるようにするだけでなく、ユーザーソフトウェアの設定を構成する必要があります。たとえば、ユーザーがCitrix Gateway プラグイン、StoreFront またはWeb Interface、またはクライアントレスアクセスを使用してログオンできるようにする場合です。3 つのオプションとクライアントの選択をすべて有効にする 1 つのセッションプロファイルを作成します。次に、プロファイルをアタッチして True value に設定された式を使用してセッションポリシーを作成します。次に、セッションポリシーを仮想サーバーにバインドします。
セッションポリシーとプロファイルを作成する前に、ユーザーの承認グループを作成する必要があります。
承認グループを作成するには
- 構成ユーティリティーの構成タブのナビゲーションペインで、[Citrix Gateway]>[ユーザー管理]の順に展開し、[AAAグループ]をクリックします。
- 詳細ウィンドウで、[追加] をクリックします。
- [グループ名] に、グループの名前を入力します。
- [ユーザー] タブでユーザーを選択し、各ユーザーの [追加] をクリックし、[作成] をクリックして、[閉じる] をクリックします。
次の手順は、Citrix Gateway プラグイン、StoreFront およびクライアントレスアクセスを使用したクライアント選択のセッションプロファイルの例です。
クライアント選択のセッションプロファイルを作成するには
- 構成ユーティリティーの構成タブのナビゲーションペインで、[Citrix Gateway]>[ポリシー]の順に展開し、[セッション]をクリックします。
- 詳細ウィンドウで、[プロファイル] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
- [名前] に、プロファイルの名前を入力します。
- [クライアントエクスペリエンス] タブで、次の操作を行います。
- [ホームページ] の横にある [グローバルに上書き] をクリックし、[ホームページの表示] をオフにします。これにより、アクセスインターフェイスが無効になります。
- [クライアントレスアクセス] の横にある [グローバル上書き] をクリックし、[OFF] を選択します。
- [プラグインの種類] の横にある [グローバルにオーバーライド] をクリックし、[Windows/Mac OS X] を選択します。
- [詳細設定] をクリックし、[クライアント選択肢] の横にある [グローバル上書き] をクリックし、[クライアント選択肢] をクリックします。
- [セキュリティ] タブの [既定の承認操作] の横にある [グローバルに上書き] をクリックし、[許可] を選択します。
- [セキュリティ] タブで、[詳細設定] をクリックします。
- [承認グループ] の [グローバルに上書き] をクリックし、[追加] をクリックしてグループを選択します。
- [公開アプリケーション] タブで、次の操作を行います。
- ICAプロキシの横にある「グローバルオーバーライド」をクリックし、「OFF」を選択します。
- 「Web Interfaceアドレス」の横にある「グローバルに上書き」をクリックし、StoreFront のWebアドレス(http://ipAddress/Citrix/など)を入力します。
- [Web Interfaceポータルモード] の横にある [グローバルに上書き] をクリックし、[コンパクト] を選択します。
- [シングルサインオンドメイン] の横にある [グローバル上書き] をクリックし、ドメインの名前を入力します。
- [Create] をクリックしてから、[Close] をクリックします。
クライアントとしてCitrix Gateway プラグインを使用する場合は、[クライアントエクスペリエンス]タブの[プラグインの種類]で[Java]を選択します。この選択肢を選択する場合は、イントラネットアプリケーションを構成し、インターセプションモードを [プロキシ] に設定する必要があります。
セッションプロファイルを作成したら、セッションポリシーを作成します。ポリシー内でプロファイルを選択し、式を True value に設定します。
StoreFront をクライアント選択として使用するには、Citrix Gateway でSecure Ticket Authority(STA)も構成する必要があります。STAは仮想サーバにバインドされます。
注: StoreFront を実行しているサーバーが使用できない場合、Citrix Virtual Apps 選択肢は選択肢ページに表示されません。
STAサーバをグローバルに構成するには
- 構成ユーティリティの[構成]タブのナビゲーションペインで Citrix Gateway を展開し、[グローバル設定]をクリックします。
- 詳細ペインの [サーバー] で、[Secure Ticket Authorityが使用する STAサーバーのバインド/バインド解除 ] をクリックします。
- [STAサーバのバインド/バインド解除] ダイアログ・ボックスで、[追加] をクリックします。
- [STA サーバーの構成] ダイアログボックスの [URL] に、STA サーバーの Web アドレスを入力し、[作成] をクリックします。
- 手順3と4を繰り返してSTAサーバを追加し、[OK]をクリックします。
STAを仮想サーバにバインドするには
- 構成ユーティリティの [構成] タブのナビゲーションペインで、[Citrix Gateway] を展開し、[仮想サーバー] をクリックします。
- 詳細ウィンドウで、仮想サーバーをクリックし、[開く] をクリックします。
- [公開アプリケーション] タブの [Secure Ticket Authority] の [アクティブ] で、STA サーバーを選択し、[OK] をクリックします。
また、[公開アプリケーション] タブでSTAサーバを追加することもできます。