インスタンスごとに専用のインターフェースで統合
次の例では、インスタンスは複数のネットワークの一部です。インターフェイス 0/1 は、内部 10.1.1.x ネットワークの一部である管理サービスに割り当てられます。Citrix ADC インスタンス 2 および 3 は 10.1.200.x ネットワーク(VLAN 100)の一部です。Citrix ADC インスタンス 4 および 5 は 10.1.3.x ネットワーク(VLAN 200)の一部です。
オプションで、すべてのインスタンスに NSVLAN を設定できます。
次の図は、前述のユースケースを示しています。
図1:複数のネットワークにCitrix ADCインスタンスがあるSDXアプライアンスのネットワークトポロジ
SDX アプライアンスはスイッチに接続されています。アプライアンスのポート 1/1 が接続されているスイッチポートに VLAN ID 100 および 200 が設定されていることを確認します。
次の表に、この例でCitrix ADCインスタンス5および3のプロビジョニングに使用されるパラメーターの名前と値を示します。
パラメーター名 | インスタンス 5 の値 | インスタンス 3 の値 |
---|---|---|
名前 | vpx5 | vpx3 |
IPアドレス | 10.1.3.2 | 10.1.200.2 |
ネットマスク | 255.255.255.0 | 255.255.255.240 |
Gateway | 10.1.3.1 | 10.1.200.1 |
XVA ファイル | NS-VPX-XEN-10.0-51.308.a_nc.xva | NS-VPX-XEN-10.0-51.308.a_nc.xva |
機能ライセンス | Platinum | Platinum |
管理者プロフィール | ns_nsroot_profile | ns_nsroot_profile |
ユーザー名 | vpx5 | vpx3 |
パスワード | Sdx1 | ルート |
パスワードの確認 | Sdx1 | ルート |
シェル/Sftp/Scp アクセス | True | True |
合計メモリ (MB) | 2048 | 2048 |
#SSL チップス | 1 | 1 |
スループット (Mbps) | 1000 | 1000 |
1 秒あたりのパケット数 | 1000000 | 1000000 |
CPU | 共有 | 共有 |
インターフェイス | 1/1 と 10/4 | 1/1 と 1/5 |
NSVLAN | 200 | 100 |
Add (インタフェース) | 1/1 | 1/1 |
タグ付きインターフェイス | タグ付きを選択 | タグ付きを選択 |
この例に示すように、Citrix ADC インスタンス 5 および 3 をプロビジョニングするには
- [ 構成 ]タブのナビゲーションペインで[ Citrix ADC 構成]を展開し、[ インスタンス]をクリックします。
- Citrix ADC インスタンスペインで、[ 追加]をクリックします。
- Citrix ADC プロビジョニングウィザードで 、ウィザードの指示に従って、パラメーターを前の表に示した値に設定します。
- [Create] をクリックしてから、[Close] をクリックします。プロビジョニングしたCitrix ADC インスタンスが [Citrix ADC インスタンス] ペインに表示されます。
インスタンスごとに専用のインターフェースで統合
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