Autoscale グループのアプリケーション構成を作成する

NetScaler ADM Autoscale グループは、アプリケーションを単一のエンティティとして負荷分散するADCインスタンスのグループです。また、設定された閾値パラメータ値に基づいて自動スケーリングをトリガーします。StyleBooksまたはADC CLIコマンドを使用して、Autoscale グループのアプリケーション構成を作成できます。

アプリケーションを作成する前に、必要なパブリッククラウドのAutoscale 設定を完了してください。

StyleBookを使用して構成を作成する

StyleBooksを選択してアプリケーション構成を作成する場合は、次の操作を行います。

  1. 選択したAutoscale グループの構成をデプロイしたい必須のStyleBookを選択します。

    ASG StyleBooks の例

    StyleBookをインポートする場合は、「 新しいStyleBookをインポート」をクリックします。 Autoscale グループのアプリケーションを設定するには、「StyleBookをインポートする」を参照してください。

  2. すべてのパラメータの値を指定します。

    構成パラメーターは、選択したStyleBookで事前に定義されています。

  3. [ アプリケーションサーバーグループタイプ CLOUD] チェックボックスをオンにして、仮想マシンのスケールセットで使用可能なアプリケーションサーバーを指定します。

    1. [ アプリケーションサーバーフリート名] で、 仮想マシンのスケールセットのAutoScale設定名を指定します

    2. リストから アプリケーションサーバープロトコル を選択します。

    3. メンバー・ポート」で、アプリケーション・サーバーのポート値を指定します。

      注:

      [自動無効グレースフルシャットダウン ]が[ いいえ ]に設定され、[ AutoDisable 遅延 ]フィールドが空白になっていることを確認してください。

    4. アプリケーションサーバーの詳細設定を指定する場合は、「アプリケーションサーバー の詳細設定 」チェックボックスをオンにします。次に、「 アプリケーションサーバーの詳細設定」にリストされている必要な値を指定します。

    Autoscale グループクラウド用のアプリケーションの設定

  4. 仮想ネットワークにスタンドアロンアプリケーションサーバがある場合は、 アプリケーションサーバグループタイプスタティックチェックボックスをオンにします

    1. リストから アプリケーションサーバープロトコル を選択します。

    2. サーバーのIPとポート」で、「 + 」をクリックしてアプリケーション・サーバーのIPアドレス、ポート、および重みを追加し、「 作成」をクリックします。

    Autoscale グループスタティック用のアプリケーションを設定

  5. [作成] をクリックします。

設定ジョブを使用してアプリケーションをデプロイする

アプリケーションの作成時に CLI モードを選択した場合は、構成ジョブを使用してアプリケーションをデプロイできます。

手順に従って、Autoscale アプリケーションの構成ジョブを作成します。

  1. Autoscale グループ」>「構成」に移動します。

  2. ADC CLIコマンドモードで追加されたアプリケーションを選択します

    ヒント表にStyleBook名がないアプリケーション

    CLI モードによるアプリケーションのAutoscale

  3. 構成ジョブの作成」をクリックします。

  4. ジョブの作成」で、構成ジョブの名前を指定します。

    サンプルコマンドは、選択したアプリケーションの構成の詳細に基づいて表示されます。値またはコマンドを編集できます。また、コマンドを追加または削除してください。

    詳細については、「 構成ジョブの作成」を参照してください。

ADC CLI コマンドを使用して構成を作成する

始める前に、ADM GUI からクラスタ IP アドレスを取得し、クラスタコンソールにログインします。クラスタ IP アドレスを取得するには、次の操作を行います。

  1. Autoscale グループ 」に移動して、必要なAutoscale グループを選択します。

  2. クラスターを表示」をクリックします。

アプリケーション構成の作成中に ADC CLI コマンドを選択する場合は、次の手順を実行します。

  1. Autoscale グループ」>「構成」に移動します。
  2. ADC CLIコマンドモードで追加されたアプリケーションを選択します

    ヒント表にStyleBook名がないアプリケーション

    CLI モードによるアプリケーションのAutoscale

  3. 構成の詳細を表示」をクリックします。CLI コマンドでこれらの詳細を指定します。

  4. ADC CLIコマンドを実行して、前のステップで取得した詳細を使用してアプリケーションを設定します。

    負荷分散サーバーを構成する場合は、次のコマンドを実行します。

    >add lb vserver <application-name> <protocol> <virtual-server-IP-address> <port> -probeport <port> - probeprotocol <protocol> -ipset <IP-set-name>
    <!--NeedCopy-->
    

    :

    >add lb vserver example-vserver HTTP 0.1.0.10 80 -probeport 60000 - probeprotocol HTTP -ipset example-ipset
    <!--NeedCopy-->
    

同様に、CLIコマンドを使用してアプリケーションの残りのADC構成を作成できます。

Autoscale グループのアプリケーション構成を作成する