Citrix SD-WAN

ロールバックの構成

構成ロールバック機能を使用すると、変更管理システムは、以前にアクティブだったソフトウェア/構成に戻すことにより、次のソフトウェア/構成エラーを検出してリカバリできます。

  • ソフトウェアのアップグレード後、Virtual Path は停止し、ソフトウェアのクラッシュが発生するとサービスが無効になります。
  • 構成を変更した後、Virtual Pathはソフトウェアクラッシュなしで停止します。
  • MCN アプライアンス自体の構成によって MCN サイトでネットワークの問題が発生した場合、システム停止は検出されず、それ自体をロールバックしません。ただし、ネットワーク内の他のすべてのクライアントは、MCN に接続できなかったため、自身をロールバックします。

構成ロールバック機能はデフォルトで有効になっています。この機能を無効にするには、 変更管理ウィザードの [ **アクティブ化 ] タブの [エラー時に元に戻す** ] オプションをオフにします。

ロールバックの構成

MCNからステージングされたパッケージをアクティブ化中にクライアント上でシステム構成エラーが発生した場合は、クライアントは以前のソフトウェア構成に戻り、次のスクリーンショットに示すように、エラーメッセージが表示されます。

アプライアンスのクラッシュが検出された場合、クライアントは SOFTWARE_UPDATE オブジェクトのクリティカル重大度イベントを生成し、ネットワーク障害が検出された場合は CONFIG_UPDATE オブジェクトのクリティカル重大度イベントを生成します。

ロールバックエラーの設定

「エラー時に元に戻す 」が有効な場合、クライアントアプライアンスは自身を約30分間監視します。ソフトウェアが 30 分以内にクラッシュした場合、またはネットワークが 30 分間ダウンしている場合(MCN への仮想パスを確立できない場合)、ロールバックがトリガーされます。

次のスクリーンショットに示すように、MCNでは、エラーメッセージが表示されます。クライアントがネットワークに再参加すると、検出されたエラーの種類が報告されます。エラー数の要約カウントがエラーメッセージに表示されます。

ロールバックエラーの概要の構成

MCN の [ Change Management ] ウィンドウには、サイト・アプライアンスの状態が表示され、そのサイトでソフトウェアエラーまたは構成エラーが発生したかどうかが示されます。

ロールバックの構成

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