アプリケーションの使用状況と異常

管理者として、アプリケーションがどのように利用されているかを把握する必要があります。アプリケーションの主要メトリックは、アプリケーションの使用状況を特定するのに役立ちます。アプリケーションへのトラフィック範囲は予測できないため、特定の期間に異常なアプリケーションパフォーマンスの偏差が発生する可能性があります。このようなシナリオでは、管理者として、そのような突然の異常を表示および分析し、即時のトラブルシューティングが必要かどうかを確認したい場合があります。

NetScaler® ADMは、このような異常を検出し、必要な詳細を提供します。[アプリケーション] > [ダッシュボード] に移動し、アプリケーションをクリックして、[主要メトリック] タブを選択します。NetScaler ADMはトラフィックパターンを監視し、主要メトリックが予想範囲内にあるかどうかを分析します。予想範囲から逸脱がある場合、NetScaler ADMはそれらの逸脱を異常として報告します。

以下の主要メトリックについて異常を表示できます。

  • 応答時間
  • スループット
  • データ量
  • 1秒あたりのリクエスト数

異常のあるメトリック

各メトリックで、[詳細を表示] オプションをクリックして詳細を表示することもできます。以下の例は、アプリケーションデータ量に関するものです。

詳細を表示

以下を表示できます。

  • 最大値、合計値、予想範囲、および異常を示すグラフ
  • 問題のトラブルシューティングのための推奨されるアクション
  • [詳細] の下の時間と異常の詳細
アプリケーションの使用状況と異常