アプリスコアコンポーネントを選択し、しきい値を設定します
アプリダッシュボードでは、管理者は、コンポーネントを選択し、アプリスコア計算のしきい値を構成することができます。アプリスコアは 、次の定義を定義するスコアリングシステムです。
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アプリケーションがどれくらいうまく実行されているか
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アプリケーションが応答性の点でうまく動作しているかどうか
[ アプリケーション] > [ダッシュボード ] に移動し、[設定] アイコンを選択します。
[ アプリスコアの構成 ] ページで、コンポーネントを選択し、しきい値を構成して、最終的なアプリスコアを決定できます。
アプリスコアの計算は、次のコンポーネントに基づいています。
アプリスコアコンポーネント | ユーザが設定したしきい値 | 説明 |
---|---|---|
ADCメモリ使用量 | はい | NetScaler インスタンスの合計メモリ使用量の低しきい値と上限しきい値 |
サージキューの蓄積 | はい | キューに入っており、応答を必要とするサージ要求の合計の下限および上限しきい値。 |
ADC の CPU 使用率 | はい | NetScaler インスタンスのCPU使用率の合計の下限および上限しきい値。 |
応答時間 | はい | 要求パケットの送信から、仮想サーバ上で構成されたサービスからの最初の応答パケットを受信するまでの時間間隔。 |
アプリの CPU 使用率 | はい | アプリケーションによる CPU 使用率の合計(低)および上限しきい値。 |
アクティブなサービス | はい | 仮想サーバーにバインドされているアクティブでなければならないサービスのパーセンテージのしきい値。 |
不適切な永続性タイプ | いいえ | 仮想サーバーでの永続性の使用率が低いかどうかを示します。 |
サーバーエラー (5xx) | いいえ | Web サーバが 5xx エラーで応答するかどうかを示します。 |
異常に大きい HTTP パケット | いいえ | HTTPヘッダーサイズを持つHTTPメッセージが、NetScaler インスタンスで構成された値を超えた場合の発生を示します。 |
SSL リアルタイムトラフィック | いいえ | SSL トラフィックを分析してリアルタイムトラフィックを特定し、遅延を改善するための最適な構成設定を提案します。 |
SSL セッションのビルド | いいえ | 一定期間にわたるセッションのビルドアップを示します。これにより、NetScaler インスタンスでこれらのセッションに大量のメモリが保持される可能性があります。 |
セッションの再利用率が低い | いいえ | NetScaler インスタンスによって再使用されるセッションの数が実際の数が少ないかどうかを示します。 |
NIC カードの飽和 | いいえ | インターフェイスによって廃棄されたパケットの合計を示します。 |
TCP 再構成キュー制限ヒット | いいえ | TCP 接続上の順序外パケットが、設定された順序外パケットキューサイズを超えているかどうかを示します。 |
デフォルトでは、すべてのコンポーネントが有効です。いずれかのコンポーネントを無効にすると、NetScaler ADMは選択したコンポーネントに基づいてのみ、最終的なアプリスコア計算を実行します。
注
[設定] > [Analytics の設定 ] に移動し、[ アプリスコアの構成] をクリックすることで、引き続きしきい値を構成することもできます。
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