修正コマンドからの構成ジョブの作成
NetScaler Application Delivery Management(ADM)の監査テンプレート機能を使用して、管理対象のNetScaler インスタンスの構成変更を監視し、構成エラーのトラブルシューティングを行うことができます。
監査テンプレートを用いた構成変更の監査の通常のワークフローは、以下の手順で構成されます。
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インスタンス構成の監査のための監査テンプレートを、有効で予期されるNetScalerコマンドのセットを用いて作成します。
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監査テンプレートを実行するNetScaler インスタンスを選択して、実行構成と予想される構成の違いがないか確認します。
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差分と修正コマンドを理解し、[Create Job]機能を利用して、インスタンスの構成を必要な状態にします。
複数の管理者が5つのNetScaler インスタンスを管理しているシナリオを考えてみましょう。これらの管理者すべてが、既存のインスタンスの構成に、変更が必要になれば更新するとします。スーパー管理者は他の管理者からの変更にかかわらず、特定の重要な構成の設定は触れられずに保持されることを確保したいと考えます。このユースケースでは、スーパー管理者はNetScalerインスタンス上に存在することが望まれる構成のテンプレートを作成し、インスタンスに対して実行します。NetScaler ADM は監査テンプレート構成と実行構成を比較し、[ 構成監査 ]ダッシュボードで不一致を報告します。
一部のインスタンスの構成に変更があることに気付いた場合は、NetScaler ADM 修正コマンド機能を使用して、特定のNetScaler インスタンス用の変更および修正された構成コマンドを含む構成ジョブを作成できます。
監査テンプレート設定と構成実行の間に相違がある場合は、「 監査レポート 」(Audit Report) ページに「差分」( Diff Exist s) ステータスメッセージが表示されます。「 相違の出口 」リンクをクリックすると、「 構成の差分 」ページが表示され、修正コマンドを表示できます。また、これらの修正コマンドを使用して、構成ジョブを作成し、特定のNetScaler インスタンスで実行して、必要な構成に戻すこともできます。
NetScaler ADM 修正コマンドで構成ジョブを作成するには
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[ インフラストラクチャ] > [構成監査] に移動します。
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[ 構成監査 ] ページで、2 つのドーナツチャートのいずれかの中をクリックして、[ 監査レポート ] ページにアクセスします。
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設定コマンドを修正するインスタンスの「 Diff Exists 」リンク(表の「 保存済みと実行中の相違点 」列の下)をクリックします。[ Configuration Diff ] ページが表示され、そのインスタンスの [保存された設定]、[実行設定]、[修正設定] の相違点が一覧表示されます。
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「 ジョブの作成 」をクリックして、「 ジョブの作成 」ページに移動します。このページには、修正コマンドがあらかじめ入力されています。構成ジョブの作成方法については、「 NetScaler ADM で構成ジョブを作成する方法」を参照してください。