Citrix Gateway プラグイン用のイントラネットアプリケーションの構成
リソースへのユーザーアクセス用のイントラネットアプリケーションを作成するには、次の項目を定義します。
- 1 つの IP アドレス
- IP アドレスの範囲
- ホスト名
Citrix Gateway atewayでイントラネットアプリケーションを定義すると、Windows用のCitrix Gatewayプラグインは、リソース宛てのユーザーのトラフィックをインターセプトし、Citrix Gateway経由でトラフィックを送信します。
イントラネットアプリケーションを構成する場合は、次の点を考慮してください。
- 次の条件が満たされている場合、イントラネットアプリケーションを定義する必要はありません。
- インターセプションモードが透過モードに設定されている
- ユーザーがWindows用のCitrix Gateway プラグインを使用してCitrix Gatewayに接続している
- 分割トンネリングは無効です。
- ユーザーがJava用Citrix Gateway プラグインを使用してCitrix Gatewayに接続する場合は、イントラネットアプリケーションを定義する必要があります。Citrix Gateway プラグインは、イントラネットアプリケーションで定義されたネットワークリソースへのトラフィックのみをインターセプトします。ユーザーがこのプラグインで接続する場合は、インターセプションモードをプロキシに設定します。
イントラネットアプリケーションを構成するときは、接続に使用するプラグインソフトウェアのタイプに対応する傍受モードを選択する必要があります。
注意:イントラネットアプリケーションは、プロキシインターセプションと透過インターセプションの両方に対して構成できません。Windows用のCitrix GatewayプラグインとJava用のCitrix Gateway プラグインの両方で使用されるネットワークリソースを構成するには、2つのイントラネットアプリケーションポリシーを構成し、そのポリシーをユーザー、グループ、仮想サーバー、またはCitrix Gatewayグローバルにバインドします。
1 つの IP アドレスに対してイントラネットアプリケーションを作成するには
- 構成ユーティリティの[構成]タブのナビゲーションペインで [Citrix Gatewayリソース] を展開し、[ イントラネットアプリケーション]をクリックします。
- 詳細ウィンドウで、[ 追加] をクリックします。
- [名前] に、プロファイルの名前を入力します。
- [ イントラネットアプリケーションの作成 ] ダイアログボックスで、[ 透明] を選択します。
- [宛先の種類] で、[IP アドレス] と [ネットマスク] を選択します。
- [プロトコル] で、ネットワークリソースに適用するプロトコルを選択します。
- [ IP アドレス] に IP アドレスを入力します。
- [ ネットマスク] に「サブネットマスク」と入力し、[ 作成]、[ 閉じる] の順にクリックします。
IP アドレス範囲を構成するには
Web、電子メール、ファイル共有など、ネットワークに複数のサーバーがある場合は、ネットワークリソースの IP 範囲を含むネットワークリソースを構成できます。この設定により、ユーザーは IP アドレス範囲に含まれるネットワークリソースにアクセスできます。
- 構成ユーティリティの [構成 ]タブのナビゲーションペインで [Citrix Gatewayリソース] を展開し、[ イントラネットアプリケーション]をクリックします。
- 詳細ウィンドウで、[追加] をクリックします。
- [名前] に、プロファイルの名前を入力します。
- [プロトコル] で、ネットワークリソースに適用するプロトコルを選択します。
- [イントラネットアプリケーションの作成] ダイアログボックスで、[透明] を選択します。
- 「 宛先の種類」で、「 IPアドレスの範囲」を選択します。
- [IP 開始] に開始 IP アドレスを入力し、[IP 終了] に終了 IP アドレスを入力し、[ 作成]、[ 閉じる] の順にクリックします。
ホスト名のイントラネットアプリケーションを作成するには
- 構成ユーティリティの[構成]タブのナビゲーションペインで [Citrix Gatewayリソース] を展開し、[ イントラネットアプリケーション]をクリックします。
- 詳細ウィンドウで、[追加] をクリックします。
- [名前] に、プロファイルの名前を入力します。
- [ イントラネットアプリケーションの作成 ] ダイアログボックスで、[ 透明] を選択します。
- 「 デスティネーション・タイプ」で、 ホスト名を選択します。
- [プロトコル] で、[ ANY] を選択し、[ 作成] をクリックして [ 閉じる] をクリックします。
注意点
- ワイルドカードホスト名がサポートされています。ホスト名「*.example.com」のイントラネットアプリケーションが構成されている場合、a1.example.com、b2.example.com などはトンネリングされます。
- ホスト名ベースのイントラネットアプリケーションは、分割トンネリングが ONに設定されている場合にのみ機能します。
- ホスト名ベースのイントラネットアプリケーションは、Windows VPN プラグインでのみサポートされます。