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HTTP リクエストとレスポンスの形式に関する注記

NetScalerアプライアンスは、HTTPコールアウトリクエストの有効性をチェックしません。そのため、HTTP コールアウトを設定する前に、HTTP リクエストの形式を知っておく必要があります。HTTP コールアウトを設定するには、HTTP コールアウトエージェントからの応答を評価する式を設定する必要があるため、HTTP 応答の形式も知っておく必要があります。

このセクションには次のセクションが含まれます。

  • HTTP リクエストのフォーマット
  • HTTP レスポンスのフォーマット

HTTP リクエストのフォーマット

HTTP リクエストには一連の行が含まれており、各行末にはキャリッジリターンとラインフィード( <CR><LF> or \r\nどちらかで表されます)が付いています。

リクエストの最初の行 ( メッセージ行 ) には、HTTP メソッドとターゲットが含まれます。たとえば、次の例に示すように、GET リクエストのメッセージ行には GET というキーワードと、取得するオブジェクトを表す文字列が含まれます。

GET /mysite/mydirectory/index.html HTTP/1.1\r\n
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リクエストの残りの部分には、必須の Host ヘッダーと、該当する場合はメッセージ本文を含む HTTP ヘッダーが含まれます。

リクエストは銀行回線(追加 <CR><LF> or \r\n)で終わります。

リクエストの例を以下に示します。

Get /mysite/index.html HTTP/1.1\r\n
Host: 10.101.101.10\r\n
Accept: \*/\*\r\n
\r\n
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HTTP レスポンスのフォーマット

HTTP 応答には、ステータスメッセージ、応答 HTTP ヘッダー、および要求されたオブジェクト、または要求されたオブジェクトが処理できない場合はエラーメッセージが含まれます。

レスポンスの例を以下に示します。

HTTP/1.1 200 OK\r\n
Content-Length: 55\r\n
Content-Type: text/html\r\n
Last-Modified: Wed, 12 Aug 1998 15:03:50 GMT\r\n
Accept-Ranges: bytes\r\n
ETag: “04f97692cbd1:377”\r\n
Date: Thu, 19 Jun 2008 19:29:07 GMT\r\n
\r\n
<55-character response>
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HTTP リクエストとレスポンスの形式に関する注記