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VIP アドレスのバックアップ状態の維持

VIP アドレスは常にバックアップ状態に留まるように強制できます。この操作は、VRRP 配置のメンテナンスまたはテストに役立ちます。

VIP アドレスが強制的にバックアップステートを維持する場合、その VIP アドレスは VRRP ステート遷移に関与しません。また、他のすべてのノードがダウンしてもマスターになることはできません。

VIP アドレスを強制的にバックアップ状態に維持するには、関連付けられた仮想 MAC アドレスのプライオリティを 0 に設定します。ノードのメンテナンスプロセス中にノードの VIP アドレスがトラフィックを処理しないようにするには、すべての優先度をゼロに設定します。

アドレスの追加または変更時に、仮想 MAC アドレスのプライオリティを設定できます。

CLI を使用して VIP アドレスを強制的にバックアップステートのままにするには、次の手順を実行します。

  • 仮想 MAC の追加時に優先順位を設定するには、コマンドプロンプトで次のように入力します。
    • add vrID <id> -priority 0
    • show vrID
  • 仮想 MAC の変更中に優先順位を設定するには、コマンドプロンプトで次のように入力します。
    • set vrID <id> -priority 0
    • show vrID

GUI を使用して VIP アドレスを強制的にバックアップ状態に維持するには、次の手順を実行します。

  1. [ システム ] > [ ネットワーク ] > [ VMAC] に移動します。
  2. [VMAC] タブで、新しい仮想 MAC の追加または既存の仮想 MAC の編集中に、 Priority パラメータをゼロに設定します。
VIP アドレスのバックアップ状態の維持

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