サービスグラフでのしきい値の設定

管理者として、Kubernetesサービスにしきい値を設定できます。NetScaler Consoleは、サービス応答時間とエラー数に基づいて、サービスステータス(重大、レビュー、良好)を表示します。デフォルトでは、すべてのサービスに適用されるデフォルトのしきい値(サービス応答時間 = 200ミリ秒、エラー数 = 0)を表示できます。

デフォルトのしきい値を削除することはできません。

新しいしきい値を設定するには:

サービスグラフで:

  1. 設定アイコンをクリックし、しきい値タブを選択します。

  2. 新しいしきい値をクリックして、新しいしきい値を設定します。

    しきい値の設定

    新しいしきい値ページが表示されます。

  3. 次のパラメータを設定します:

    1. 名前 – しきい値の名前を指定します。

    2. マイクロサービスで、しきい値を適用するサービスを選択します。

    3. しきい値で、高応答時間と高エラーに対して単一または二重を選択します。

    4. しきい値を指定します。

      二重しきい値を選択する場合は、以下を確認してください:

      • しきい値1の値がしきい値2の値より小さいこと。たとえば、しきい値1を250ミリ秒に設定した場合、しきい値2は251ミリ秒以上である必要があります

      • しきい値1の値がしきい値2の値と同じであってはならないこと

  4. 保存をクリックします。

    しきい値の設定

    しきい値が正常に作成されました。しきい値ページでしきい値の詳細を表示できます。

単一しきい値

単一しきい値を設定すると、NetScaler Consoleは次の処理を行います:

  • 現在の値を設定されたしきい値と比較します
  • 超過したしきい値に基づいて合計ペナルティを計算します
  • ペナルティ計算に基づいてサービススコアとサービスステータスを表示します

二重しきい値

二重しきい値を設定すると、NetScaler Consoleは次の処理を行います:

  • 現在の値を設定されたしきい値と比較します
  • 現在の値が以下であるかを確認します:
    • しきい値1より小さい
    • しきい値1と2の間
    • しきい値2より大きい
  • 超過したしきい値に基づいて合計ペナルティを計算します
  • ペナルティ計算に基づいてサービススコアとサービスステータスを表示します
サービスグラフでのしきい値の設定