RPC ノードのパスワードを変更する
他のNetScaler Gateway アプライアンスと通信するには、各アプライアンスには、NetScaler Gateway での認証方法など、他のアプライアンスの知識が必要です。RPCノードは、構成およびセッション情報のシステム間通信に使用される内部システムエンティティです。各NetScaler Gateway には1つのRPCノードが存在し、他のNetScaler Gateway アプライアンスのIPアドレスや認証に使用されるパスワードなどの情報を格納します。別のNetScaler Gateway と接続するNetScaler Gateway は、RPCノード内のパスワードをチェックします。
NetScaler Gateway では、高可用性ペアの両方のアプライアンスでRPCノードのパスワードが必要です。パスワードは両方のアプライアンスで同じである必要があります。プライマリアプライアンスはセカンダリ RPC ノードのパスワードを認識している必要があり、セカンダリアプライアンスはプライマリ RPC ノードのパスワードを認識している必要があります。最初は、各NetScaler Gateway は同じRPCノードパスワードで構成されます。セキュリティを強化するには、デフォルトの RPC ノードパスワードを変更する必要があります。構成ユーティリティを使用して、RPC ノードを構成および変更できます。
RPC ノードは、ノードを追加するとき、またはグローバルサーバー負荷分散 (GSLB) サイトを追加するときに暗黙的に作成されます。RPC ノードを手動で作成または削除することはできません。
重要:
アプライアンス間のネットワーク接続も保護する必要があります。[ Secure ] チェックボックスをオンにして、RPC ノードのパスワードを構成するときに、セキュリティを構成できます。
RPC ノードのパスワードを変更してセキュアな接続を有効にするには
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[ システム] > [ネットワーク] > [RPC] に移動します。
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詳細ペインでノードを選択し、[ 編集] をクリックします。
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[ パスワード]と[パスワードの確認] に、新しいパスワードを入力します。
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[ ソースIPアドレス]に、他のNetScaler Gateway アプライアンスのシステムIPアドレスを入力します。
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「 セキュア」をクリックし、「OK」をクリックします。
注:
[ セキュア (Secure)] オプションを有効にすると、アプライアンスはノードから他の RPC ノードに送信されるすべての通信を暗号化し、RPC 通信を保護します。
CLIを使用してRPCノードのパスワードを変更するには
コマンドプロンプトで入力します:
set ns rpcNode <IPAddress> {-password} [-secure ( YES | NO )]
show ns rpcNode
<!--NeedCopy-->
例:
> set ns rpcNode 192.0.2.4 -password mypassword -secure YES
Done
> show rpcNode
.
.
.
IPAddress: 192.0.2.4 Password: d336004164d4352ce39e
SrcIP: * Secure: ON
Done
>
<!--NeedCopy-->