リンク冗長性の設定
リンク冗長性は、ネットワークインターフェイスをグループ化して、他の機能しているインターフェイスを持つNetScaler Gateway の1つのネットワークインターフェイスの障害によるフェールオーバーを防ぎます。プライマリNetScaler Gateway の最初のインターフェイスで障害が発生すると、フェイルオーバーがトリガーされますが、最初のインターフェイスは2番目のリンクを使用してユーザー要求を処理できます。リンクの冗長性を構成すると、2つのインターフェイスをフェールオーバーインターフェイスセットにグループ化して、プライマリNetScaler Gateway のすべてのインターフェイスが機能しない限り、単一のリンクの障害によってセカンダリNetScaler Gateway へのフェールオーバーが発生するのを防ぐことができます。
フェールオーバーインターフェイスセット内の各インターフェイスは、独立したブリッジエントリを保持します。障害が発生したインターフェイスセットにバインドされていないNetScaler Gateway で有効で高可用性の監視インターフェイスは、クリティカルインターフェイスと呼ばれます。これらのインターフェイスのいずれかに障害が発生すると、フェールオーバーがトリガーされるためです。
リンク冗長性を設定するには
- 構成ユーティリティの [構成] タブのナビゲーションペインで、[ システム ] を展開し、[ 高可用性] をクリックします。
- [フェールオーバーインターフェイスセット] タブで、[追加] をクリックします。
- [名前] に、セットの名前を入力します。
- [インターフェイス] で、[追加] をクリックします。
- [使用可能なインターフェイス] で、インターフェイスを選択し、矢印をクリックしてインターフェイスを [構成済み] に移動します。
- 2 番目のインターフェイスについてステップ 4 と 5 を繰り返し、[Create] をクリックします。
インターフェイス間のフェールオーバーに必要な数だけインターフェイスを追加できます。
フェールオーバーインターフェイスセットからインターフェイスを削除するには
- 構成ユーティリティの [構成] タブのナビゲーションペインで、[ システム ] を展開し、[ 高可用性] をクリックします。
- [フェールオーバーインターフェイスセット] タブで、セットを選択し、[削除] をクリックします。
フェールオーバーインターフェイスセットを削除するには
フェイルオーバーインターフェイスセットが不要になった場合は、NetScaler Gateway から削除できます。
- 構成ユーティリティの [構成] タブのナビゲーションペインで、[ システム ] を展開し、[ 高可用性] をクリックします。
- [フェールオーバーインターフェイスセット] タブで、セットを選択し、[削除] をクリックします。