フェイルオーバーの原因を理解する
次のイベントは、高可用性構成でフェールオーバーを引き起こす可能性があります。
- セカンダリノードが、セカンダリノードで設定されたデッドインターバルを超える期間、プライマリノードからハートビートパケットを受信しない場合。デッドインターバルの設定の詳細については、「 通信インターバルの設定」を参照してください。ノードがピアノードからハートビートパケットを受信しない原因としては、次のようなものがあります。
- ネットワーク構成に問題があると、ハートビートが高可用性ノード間のネットワークを通過できなくなります。
- ピアノードでハードウェアまたはソフトウェア障害が発生し、その原因でフリーズする(ハング)、リブートしたり、ハートビートパケットの処理や転送を停止したりします。
- プライマリノードで SSL カードのハードウェア障害が発生します。
- プライマリノードは、ネットワークインターフェイス上で 3 秒間ハートビートパケットを受信しません。
- プライマリノードで、フェールオーバーインターフェイスセット (FIS) またはリンクアグリゲーション (LA) チャネルの一部ではなく、高可用性モニタ (HAMON) が有効になっているネットワークインターフェイスは失敗します。インターフェイスは有効になっていますが、DOWN 状態になります。
- プライマリノードでは、FIS 内のすべてのインターフェイスで障害が発生します。インターフェイスは有効になっていますが、DOWN 状態になります。
- プライマリノードで、HAMON が有効になっている LA チャネルで障害が発生します。インターフェイスは有効になっていますが、DOWN 状態になります。
- プライマリノードでは、すべてのインターフェイスで障害が発生します。この場合、フェールオーバーは HAMON の設定に関係なく発生します。
- プライマリノードでは、すべてのインターフェイスが手動で無効になります。この場合、フェールオーバーは HAMON の設定に関係なく発生します。
- いずれかのノードで force failover コマンドを発行して、フェールオーバーを強制します。
- プライマリノードにバインドされているルートモニタがダウンします。
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