ADC

クラスターの概要

NetScalerクラスターは、NetScalerアプライアンスをグループ化することによって形成されます。クラスターを追加するNetScalerアプライアンスのネットワークロケーションに応じて、次のクラスター設定に注意する必要があります。

特に指定のない限り、クラスターの機能と構成は L2 クラスターと L3 クラスターで同じです。

  • L2 クラスタ: このクラスタ展開では、すべてのクラスタノードが同じネットワークに属します。

    L2 のクラスタ概要

  • L3 クラスタ (「INC モードのクラスタ」とも呼ばれます): このクラスタ展開では、クラスタノードは異なるネットワークに属することができます。特定のネットワークのクラスターノードは、そのネットワークのノードのみを含むノードグループにグループ化する必要があります。次の図から、ノード n1、n2、n3 が同じネットワークにあり、Nodegroup1 にグループ化されていることがわかります。

    同様に、ノードグループ 2 にグループ化されているノード n4 と n5 の場合も同様です。3 番目のネットワークには、2 つのノードグループがあります。ノードグループ3にはn6とn7が含まれ、ノードグループ4にはn8とn9が含まれます。

    NetScaler 11.0以降でサポートされています。

    L3 のクラスタ概要

  • 同期状態:show clusterコマンドは、クラスタノードのステータスを表示します。show cluster node コマンドの同期状態は次のとおりです。

    • 有効:この状態は、そのノードが他のノードから構成を同期できることを示しています。
    • 進行中: これはノードが他のノードの設定を同期しているときに表示される一時的な状態です。
    • 成功: この状態は、このノードで最後に発生した同期のステータスを表します。
クラスターの概要

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