Gateway

カスタムエクスプレッションの設定

カスタム式は、ポリシー内に作成する式です。エクスプレッションを作成するときは、エクスプレッションのパラメータを設定します。

また、よく使用されるクライアントセキュリティ文字列を参照するカスタムクライアントセキュリティ式を作成することもできます。これにより、事前認証ポリシーの設定プロセスが容易になり、設定済みの式の維持も容易になります。

たとえば、Symantec AntiVirus 10 用のカスタムクライアントセキュリティ式を作成し、ウイルス定義が 3 日以上経過していないことを確認したいとします。新しいポリシーを作成し、ウイルス定義を指定するように式を設定します。

次の手順は、事前認証ポリシーでクライアントセキュリティポリシーを作成する方法を示しています。セッションポリシーでも同じ手順を使用できます。

事前認証ポリシーとカスタムクライアントセキュリティ式を作成するには

  1. 構成ユーティリティの[構成]タブのナビゲーションペインで、[ NetScaler Gateway]>[ポリシー]>[認証/承認]の順に展開し、[事前認証EPA]をクリックします。
  2. 詳細ペインで、[Add] をクリックします。[事前認証ポリシーの作成] ダイアログボックスが開きます。
  3. [名前] に、ポリシーの名前を入力します。
  4. 「リクエストプロファイル」の横にある「 新規」をクリックします。
  5. [認証プロファイルの作成] ダイアログボックスの [名前] にプロファイルの名前を入力し、[アクション] に [許可] を選択して [作成] をクリックします。
  6. [事前認証ポリシーの作成] ダイアログボックスで、[任意の式に一致する] の横にある [ 追加] をクリックします。
  7. [ 式の種類] で、[ クライアントセキュリティ] を選択します。
  8. 次のオプションを構成します:
    1. [ コンポーネント] で、[ アンチウイルス] を選択します。
    2. [ 名前] に、アプリケーションの名前を入力します。
    3. 「修飾子」で「 バージョン」を選択します。
    4. 「 演算子」で「 ==」を選択します。
    5. [ 値]に値を入力します。
    6. 「鮮度」に「3」と入力し、「OK」をクリックします。
  9. 「事前認証ポリシーの作成」ダイアログ・ボックスで、「作成」をクリックし、「閉じる」をクリックします。

カスタム式を構成すると、その式は [ポリシー] ダイアログボックスの [ 式 ] ボックスに追加されます。

カスタムエクスプレッションの設定