Gateway

フォームベースのシングルサインオンの設定

フォームベースのシングルサインオンを使用すると、ユーザーはネットワーク内のすべての保護されたアプリケーションに 1 回ログオンできます。NetScaler Gateway でフォームベースのシングルサインオンを構成すると、ユーザーはパスワードをもう一度入力しなくても、HTMLフォームベースのログオンを必要とするWebアプリケーションにアクセスできます。シングルサインオンを使用しない場合、ユーザーは各アプリケーションにアクセスするために個別にログオンする必要があります。

フォームシングルサインオンプロファイルを作成したら、フォームシングルサインオンプロファイルを含むトラフィックプロファイルとポリシーを作成します。詳細については、 トラフィックポリシーの作成を参照してください

フォームベースのシングルサインオンを設定するには

  1. 構成ユーティリティの[構成]タブのナビゲーションペインで、[ NetScaler Gateway] >[ポリシー] を展開し、[トラフィック]をクリックします。

  2. 詳細ウィンドウで、[ フォーム SSO プロファイル ] タブをクリックし、[ 追加] をクリックします。

  3. [名前] に、プロファイルの名前を入力します。

  4. [ アクション URL] に、完了したフォームの送信先の URL を入力します。

    注: URL はルート相対 URL です。

  5. 「ユーザー名フィールド」に、ユーザー名フィールドの属性の名前を入力します。

  6. 「パスワードフィールド」に、パスワードフィールドの属性の名前を入力します。

  7. [ SSO Success Rule] で、ポリシーによって呼び出されたときにこのプロファイルが実行するアクションを記述する式を作成します。このフィールドの下にある [プレフィックス]、[追加]、および [演算子] ボタンを使用して、エクスプレッションを作成することもできます。

    このルールは、シングルサインオンが成功したかどうかをチェックします。

  8. [ 名前と値のペア] に、ユーザー名フィールドの値、アンパサンド (&)、パスワードフィールドの値を入力します。

    値の名前は、名前1=値1&名前2=値2 のようにアンパサンド (&) で区切ります。

  9. [ レスポンスサイズ] に、完全なレスポンスサイズに許容するバイト数を入力します。フォームを抽出するために解析する応答のバイト数を入力します。

  10. 「 抽出」で、名前/値のペアが静的か動的かを選択します。既定の設定は [動的] です。

  11. [ 送信方法] で、ログオン資格情報をログオンサーバーに送信するためにシングルサインオンフォームで使用される HTTP メソッドを選択します。デフォルトは Get です。

  12. [Create] をクリックしてから、[Close] をクリックします。

フォームベースのシングルサインオンの設定