Gateway

Web アドレスのエンコーディング

クライアントレスアクセスを有効にすると、内部 Web アプリケーションのアドレスをエンコードするか、アドレスをクリアテキストのままにしておくかを選択できます。設定は次のとおりです。

  • あいまい。これは、標準のエンコーディングメカニズムを使用して、リソースのドメインとプロトコル部分を隠します。
  • [クリア]。Web アドレスはエンコードされず、ユーザーに表示されます。
  • 暗号化。ドメインとプロトコルは、セッションキーを使用して暗号化されます。Web アドレスが暗号化されている場合、同じ Web リソースのユーザセッションごとに URL が異なります。ユーザがエンコードされた Web アドレスをブックマークし、Web ブラウザに保存してからログオフすると、ユーザがログオンし、ブックマークを使用して再度 Web アドレスに接続しようとすると、Web アドレスに接続できなくなります。 注:ユーザーがセッション中に暗号化されたブックマークをAccess Interfaceに保存すると、ユーザーがログオンするたびにブックマークが機能します。

この設定は、グローバルに構成することも、セッションポリシーの一部として構成することもできます。セッションポリシーの一部としてエンコーディングを構成する場合は、ユーザー、グループ、または仮想サーバーにバインドできます。

Web アドレスエンコーディングをグローバルに設定するには

  1. ナビゲーションペインにある、[Configuration]タブの構成ユーティリティで、[NetScaler Gateway]を展開し、[Global Settings]をクリックします。
  2. 詳細ペインの [ 設定] で、[グローバル設定の変更] をクリックします。
  3. [クライアントエクスペリエンス]タブで、[クライアントレスアクセス URL エンコーディング]の横にあるエンコーディングレベルを選択し、[OK]をクリックします。

セッションポリシーを作成して Web アドレスエンコーディングを設定するには

  1. 構成ユーティリティの[構成]タブのナビゲーションペインで、[ NetScaler Gateway]>[ポリシー ]を展開し、[セッション]をクリックします。
  2. 詳細ペインの [ポリシー] タブで、[ 追加] をクリックします。
  3. [名前] に、ポリシーの名前を入力します。
  4. 「リクエストプロファイル」の横にある「 新規」をクリックします。
  5. [名前] に、プロファイルの名前を入力します。
  6. 「クライアントエクスペリエンス」タブの「クライアントレスアクセス URL エンコーディング」の横にある「グローバルオーバーライド」をクリックし、エンコーディングレベルを選択して「OK」をクリックします。
  7. [ セッションポリシーの作成 ] ダイアログボックスで、[ 名前付き式] の横にある [一般] を選択し、[ True value] を選択し、[ 式の追加] をクリックして [ 作成 ] をクリックし、[ 閉じる] をクリックします。
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