Gateway

Web インターフェイスフェールオーバーの設定

公開アプリケーションウィザードを使用して、Web Interfaceを実行しているセカンダリサーバーにフェイルオーバーするようにNetScaler Gateway を構成できます。

Web インターフェイスフェールオーバーにより、プライマリ Web インターフェイスに障害が発生しても、ユーザ接続をアクティブのままにできます。フェールオーバーを設定するときは、システム IP アドレス、マッピング IP アドレス、または仮想サーバの IP アドレスに加えて、新しい IP アドレスを定義します。新しい IP アドレスは、システムまたはマッピング IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。

NetScaler Gateway でWeb Interfaceフェイルオーバーを構成すると、新しいIPアドレスに送信されるネットワークトラフィックはすべてプライマリWeb Interfaceに中継されます。公開アプリケーションウィザードで選択した仮想サーバーは、ネットワークアドレス変換 (NAT) IP アドレスとして機能します。実際の IP アドレスは、Web インターフェイスの IP アドレスです。プライマリ Web インターフェイスに障害が発生すると、ネットワークトラフィックはセカンダリ Web インターフェイスに送信されます。

Web インターフェイスフェールオーバーを設定するには

  1. 構成ユーティリティで、[構成]タブをクリックし、ナビゲーションペインで[ NetScaler Gateway]をクリックします。
  2. 詳細ウィンドウの [はじめに] で、[公開アプリケーションウィザード] をクリックします。
  3. [次へ] をクリックし、仮想サーバーを選択して、[次へ] をクリックします。
  4. [クライアント接続の構成] ページで、[Web Interface フェールオーバーの構成] をクリックします。
  5. [プライマリ Web インターフェイス] の [Web インターフェイスサーバー] に、プライマリ Web インターフェイスの IP アドレスを入力します。
  6. [Web Interface サーバーポート] に、プライマリ Web インターフェイスのポート番号を入力します。
  7. [仮想サーバー IP] に、フェイルオーバー用の新しい IP アドレスを入力します。
  8. [仮想サーバーポート] に、仮想サーバーのポート番号を入力します。
  9. [Web インターフェイスのバックアップ] の [Web インターフェイスサーバー] に、Web インターフェイスを実行しているサーバーの IP アドレスを入力するか、一覧からサーバーを選択します。
  10. 「Web Interface サーバーポート」に Web インターフェイスのポート番号を入力し、「OK」をクリックします。
  11. [次へ] をクリックし、指示に従ってウィザードを完了します。
Web インターフェイスフェールオーバーの設定