ADC

ストリームIDを構成する

ストリーム識別子を設定して、特定のセレクターによって識別されるリクエストから統計データを収集するためのパラメーターを指定します。識別子は、使用するセレクター、統計収集間隔、サンプル数、およびレコードをソートするフィールドを指定します。

NetScalerアプライアンスには、一般的な用途向けに次の組み込みストリーム識別子が含まれています。組み込みの識別子はすべて、サンプル数を 1、間隔を 1 分として指定します。さらに、REQUESTS 属性でデータをソートします。 異なるのは、さまざまな組み込みセレクターに関連付けられている点だけです。各組み込み識別子は、同じ名前の組み込みセレクターに関連付けられています (たとえば、組み込み識別子 top_URL は組み込みセレクター top_URL に関連付けられます)。組み込みの識別子は次のとおりです:

  • Top_URL
  • Top_CLIENTS
  • Top_URL_CLIENTS_LBVSERVER
  • Top_URL_CLIENTS_CSVSERVER
  • Top_MSSQL_QUERY_DB_LBVSERVER
  • Top_MYSQL_QUERY_DB_LBVSERVER

組み込みセレクタの詳細については、「 セレクタの設定」を参照してください。

注:セレクタの文字列結果(HTTP.REQ.URLなど)を格納するための最大長は60文字です。文字列 (URL など) の長さが 1000 文字で、そのうちの 50 文字で文字列を一意に識別できる場合は、式を使用して必要な 50 文字だけを抽出します。

組み込み識別子の構成は変更できません。ただし、任意の構成で識別子を作成できます。

コマンドラインインターフェイスを使用してストリーム識別子を設定するには

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力してストリーム識別子を構成し、構成を確認します。

  • add stream identifier <name> <selectorName> [-interval <positive_integer>] [-SampleCount <positive_integer>] [-sort <sort>]
  • show stream identifier <name>

> add stream identifier myidentifier Top_URL -interval 10 -sampleCount 100
 Done
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GUI を使用してストリーム識別子を設定するには

  1. AppExpert > アクション分析 > ストリーム識別子に移動します
  2. 詳細ウィンドウで、次のいずれかの操作を行います:
    • ストリーム識別子を作成するには、[ 追加] をクリックします。
    • ストリーム識別子を変更するには、識別子を選択し、[編集] をクリックします。
  3. 「ストリーム識別子の設定」ページで、次のパラメータを設定します。
    • Name
    • [セレクタ]
    • 間隔
    • サンプル数
    • 並べ替え
  4. [ 作成] をクリックし、[ 閉じる] をクリックします。
ストリームIDを構成する

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