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属性値に基づくレコードのグループ化
特定の URL が全体およびクライアントごとにアクセスされた回数、クライアントごとの GET リクエストと POST リクエストの総数などの統計情報により、需要に合わせてリソースを拡張する必要があるか、配信用に最適化する必要があるかについての貴重な洞察が得られます。このような統計情報を取得するには、適切なセレクター式のセットを使用してから、stat stream identifier コマンドのパターンパラメーターを使用する必要があります。グループ化は、コマンドで指定されたパターンに基づいています。グループ化は、複数の式の値を同時に実行できます。
コマンドラインインターフェイスでは、任意のパターンを使用して出力をグループ化できます。構成ユーティリティでは、さまざまなセレクター式の値をドリルダウンするときに行う選択によってパターンが異なります。たとえば、式HTTP.REQ.URL
、CLIENT.IP.SRC
、HTTP.REQ.LB_VSERVER.NAME
がその順序にあるセレクタを考えてみましょう。統計ホームページには、これらの各式のアイコンが表示されます。CLIENT.IP.SRC
のアイコンをクリックすると、出力はパターンに基づいてい ますか?で指定します。出力には、各クライアント IP アドレスの統計が表示されます。IP アドレスをクリックすると、* <IP address> ?
と? <IP address> *
のパターンに基づいて出力されます。ここで<IP address>
は選択した IP アドレスです。結果の出力では、URL をクリックすると、使用されるパターンは<URL> <IP address> ?
になります。
コマンドラインインターフェイスを使用してセレクター式の値のレコードをグループ化するには
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、セレクター式に基づいてレコードをグループ化します。
stat stream identifier <name> [<pattern> ...]
以下の例では、別のパターンを使用して、このパターンが stat stream identifier コマンドの出力に与える影響を示しています。セレクター式は HTTP.REQ.URL と HTTP.REQ.HEADER (「ユーザーヘッダー」) の順序です。リクエストには、UserHeader という名前のカスタムヘッダーが含まれています。この例では、特定の統計値はグループ化の決定に応じて変化しますが、特定のフィールドの値の合計は同じままであることに注意してください。
例1
次のコマンドでは、使用されるパターンは??。アプライアンスは、両方のセレクター式で収集された値に基づいて出力をグループ化します。行ヘッダーは、疑問符 (?) で区切られた式の値で構成されます。/mysite/mypage1.html というヘッダーのある行?Ed は、ユーザー Ed が /mysite/mypage1.html というURL に対して行ったリクエストの統計を表示します。
注:
次のコマンドを「?」ではなく「\?」で入力する必要があります。たとえば、セレクターが client.ip.src と client.tcp.srcport という式を使用する場合。セレクター用に収集された値に基づいて出力をグループ化する Stat コマンドは、「stat ストリーム識別子 myidentifier?」です。?-「全値」は以下の通りです。
> stat stream identifier myidentifier ? ? -fullValues
Stream Session statistics
Req BandW
/mysite/mypage2.html?Grace 1 2553
/mysite/mypage1.html?Grace 2 4
/mysite/mypage1.html?Ed 8 16
/mysite/mypage2.html?Joe 1 2554
/mysite/mypage1.html?Joe 5 10
/mysite/?Joe 1 4
RspTime Conn
/mysite/mypage2.html?Grace 0 0
/mysite/mypage1.html?Grace 0 0
/mysite/mypage1.html?Ed 0 0
/mysite/mypage2.html?Joe 0 0
/mysite/mypage1.html?Joe 0 0
/mysite/?Joe 6 0
Done
<!--NeedCopy-->
例2
次のコマンドでは、使用されるパターンは*? です。アプライアンスは、2 番目の式 HTTP.REQ.HEADER (「UserHeader」) の累積値に基づいて出力をグループ化します。行には、Grace、Ed、Joe というユーザーによるすべてのリクエストの統計が表示されます。
注:
次のコマンドを「?」の代わりに「?」。
> stat stream identifier myidentifier * ?
Stream Session statistics
Req BandW RspTime Conn
Grace 3 2557 0 0
Ed 8 16 0 0
Joe 7 2568 6 0
Done
<!--NeedCopy-->
例3
次のコマンドでは、使用されるパターンは?*、これはデフォルトのパターンです。出力は、最初のセレクター式で収集された値に基づいてグループ化されます。各行には、1 つの URL の統計情報が表示されます。
注:
次のコマンドを「?」の代わりに「?」。
> stat stream identifier myidentifier ? * -fullValues
Stream Session statistics
Req BandW
/mysite/mypage2.html 2 5107
/mysite/mypage1.html 15 30
/mysite/ 1 4
RspTime Conn
/mysite/mypage2.html 0 0
/mysite/mypage1.html 0 0
/mysite/ 6 0
Done
<!--NeedCopy-->
例4
次のコマンドでは、使用されるパターンは* *
です。アプライアンスは、受信したすべてのリクエストについて、行のタイトルなしで 1 セットの集合統計を表示します。
> stat stream identifier myidentifier * *
Stream Session statistics
Req BandW RspTime Conn
18 5141 6 0
Done
<!--NeedCopy-->
例 5
次のコマンドでは、パターンは /mysite/mypage1.html * です。アプライアンスは、URL /mysite/mypage1.html に対して受信したすべてのリクエストについて、行タイトルなしの 1 セットの集合統計情報を表示します。
> stat stream identifier myidentifier /mysite/mypage1.html *
Stream Session statistics
Req BandW RspTime Conn
15 30 0 0
Done
<!--NeedCopy-->
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