クラスタノードの削除
ノードがクラスターから削除されると、クラスター構成はノードからクリアされます(clear ns config -extendedコマンドを内部的に実行することにより)。SNIPアドレス、バックプレーンインターフェイスの MTU 設定、およびすべてのVLAN構成(デフォルトのVLANとNSVLANを除く)もアプライアンスからクリアされます。
注
- 削除されたノードがクラスター構成コーディネーター(CCO)であった場合、別のノードがCCOとして自動的に選択され、クラスターIPアドレスがそのノードに割り当てられます。現在のクラスターIPアドレスセッションはすべて無効であり、新しいセッションを開始する必要があります。
- クラスター全体を削除するには、各ノードを個別に削除する必要があります。最後のノードを削除すると、クラスターのIPアドレスが削除されます。
- アクティブなノードを削除すると、クラスタのトラフィック処理能力が 1 つのノードだけ減少します。このノード上の既存の接続は終了します。
CLI を使用してクラスターノードを削除するには
NetScaler 10.1以降のバージョンの場合
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クラスタIPアドレスにログオンし、コマンドプロンプトで次のように入力します。
rm cluster node <nodeId> save ns config
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削除されたノード、NSIP アドレスにログオンし、コマンドプロンプトで次のように入力します。
save ns config
注
クラスタIPアドレスがノードから到達できない場合は、そのノード自体の NSIP アドレスで rm cluster instance コマンドを実行します。
NetScaler 10の場合
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クラスターから削除するノードにログオンし、クラスターインスタンスへの参照を削除します。
rm cluster instance <clId> save ns config
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クラスタ IP アドレスにログオンし、クラスタインスタンスを削除したノードを削除します。
rm cluster node <nodeId> save ns config
ローカルノードから
rm cluster node
コマンドを実行しないでください。その結果、CCO とノード間の構成が矛盾します。
GUI を使用してクラスタノードを削除するには
クラスタ IP アドレスで、[システム] > [クラスタ] >[ノード] に移動し、削除するノードを選択して [削除] をクリックします。
クラスタノードの削除
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