Citrix SD-WAN Orchestrator

証明書の認証

安全なパスは、ネットワーク暗号化や仮想パスIPsecトンネルなどのセキュリティ技術を使用して、SD-WANネットワーク内のアプライアンス間に確立されます。Citrix SD-WAN 11.0.2では、既存のセキュリティ対策に加えて、証明書ベースの認証が導入されています。

証明書認証の使用組織はプライベート認証局 (CA) が発行した証明書を使用してアプライアンスを認証できます。アプライアンスは、仮想パスを確立する前に認証されます。たとえば、ブランチアプライアンスが、データセンターが想定している証明書と一致しない証明書を使用してデータセンターに接続しようとしても、仮想パスは確立されません。

CA が発行した証明書は、公開鍵をアプライアンスの名前にマッピングします。公開鍵は、証明書によって識別されるアプライアンスが所有する対応する秘密鍵と互換性があります。

アプライアンス認証を有効にするには、ネットワークレベルで [ 構成 ] > [セキュリティ] > [ **ネットワークセキュリティ** ] に移動し、[ アプライアンス認証を有効にする] を選択します。

アプライアンス認証の有効化

証明書の認証

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