Gateway

メールベースの検出を使用してStoreFrontに接続する

メールアドレスを使用してStoreFront またはNetScaler Gateway URLを検出することで、ユーザー接続を受け入れるようにNetScaler Gateway を構成できます。ユーザー接続のプロセスは次のとおりです。

  • ユーザーがネットワーク内またはリモートの場所から接続してReceiverを初めてインストールするときは、メールアドレスまたはStoreFront のURLを入力します。
  • 次に、Receiverは適切なDNSサーバーにクエリを実行し、StoreFront またはNetScaler Gateway URLで応答します。URL は、ユーザが内部ネットワークから接続するか、リモートの場所から接続するかによって異なります。
  • ユーザーは、ユーザー名、パスワード、ドメインを使用してReceiverにログオンします。
  • ユーザーがリモートの場所から接続する場合、NetScaler Gateway はStoreFront のURLをReceiverに提供します。
  • Receiverは、StoreFront からアカウント情報を取得します。ユーザーがNetScaler Gateway 経由で接続する場合、アプライアンスはStoreFront に対してSSOを実行します。複数のアカウントが使用可能な場合、ユーザーは選択するアカウントのリストを受け取ります。
  • ユーザーがアカウントにログオンすると、Receiverにアプリケーションの一覧が表示されます。その後、ユーザーはアプリを選択して開くことができます。

ユーザーがメールアドレスを使用してアプリに接続できるようにするには、次の操作を行う必要があります。

  1. 電子メールベースの検出をサポートするには、サービスレコード (SRV) を DNS サーバーに追加します。詳しくは、 StoreFront ドキュメントの「 ユーザーアクセスオプション」>「メールベースのアカウント検出の構成 」を参照してください
  2. StoreFront URLをNetScaler Gatewayに追加します。

NetScaler Gateway では、次の場所からStoreFront のURLを構成できます。

  • クイック構成ウィザード
  • グローバル設定
  • セッションポリシー

注:クイック構成ウィザードを実行して、電子メールベースの検出用のセッションポリシーとプロファイルを構成することをお勧めします。ウィザードは、この機能を有効にする正しいポリシーとプロファイル設定を構成します。

StoreFront URLは、セッションプロファイルまたはグローバル設定の[ 公開アプリケーション ]タブで構成します。クイック構成ウィザードでは、[ Citrix Virtual Apps and Desktops ]タブでStoreFront URLを構成します。クイック構成ウィザードを使用したNetScaler Gateway の構成について詳しくは、「 クイック構成ウィザードを使用した設定の構成」を参照してください。

電子メールベースの検出をグローバルに設定するには

  1. 構成ユーティリティのナビゲーションペインで、[NetScaler Gateway]を展開し、[グローバル設定]をクリックします。
  2. [公開アプリケーション]タブの[アカウントサービスのアドレス]で、StoreFront URLを入力し、[OK]をクリックします。

セッションプロファイルで電子メールベースの検出を構成するには

  1. 構成ユーティリティのナビゲーションペインで、[ NetScaler Gateway]>[ポリシー ]の順に展開し、[ セッション]をクリックします。
  2. 詳細ウィンドウで、[プロファイル] タブをクリックし、次のいずれかの操作を行います:
    1. 既存のセッションプロファイルを選択し、[開く] をクリックします。
    2. [ 追加 ] をクリックしてプロファイルを作成します。
  3. [公開アプリケーション]タブの[アカウントサービスのアドレス]で、[グローバルを上書き]をクリックし、StoreFront URLを入力します。
  4. 次のいずれかを行います:
    1. セッションプロファイルを変更した場合は、「OK」をクリックします。
    2. セッションプロファイルを追加する場合は、[Create] をクリックします。
メールベースの検出を使用してStoreFrontに接続する