Citrix SD-WAN

レポートの表示

このセクションでは、管理 Web Interface を使用してローカルアプライアンスに関する仮想 WAN レポートを生成および表示する基本的な手順について説明します。アプライアンスは、最大30個のアーカイブを保持し、30個のエントリを超える最も古いアーカイブをパージできます。

データベースアーカイブの管理

管理 Web インターフェイスで生成されたレポートは、ローカルアプライアンスにのみ適用されます。仮想 WAN のレポートを生成および表示するには、仮想 WAN センター Web インターフェイスを使用します。

仮想 WAN レポートを生成および表示するには、次の手順を実行します。

  1. MCN の管理 Web インターフェイスにログオンし、[ モニタリング ] タブを選択します。

    これにより、左側のペインに [ Monitoring ] ナビゲーションツリーが開きます。

  2. ナビゲーション・ツリーからレポート・タイプを選択します。

    レポートタイプは、ナビゲーションツリーの [ Flow s] ブランチのすぐ下にブランチとして表示されます。

    統計レポート

    使用可能なレポートタイプは次のとおりです。

    • パフォーマンスレポート

    • QoS レポート

    • 使用状況レポート

    • 可用性レポート

    • アプライアンス・レポート

  3. レポートオプションを選択します。

さまざまなタイプのレポートに加えて、各レポートタイプには、レポート結果を絞り込むための多数のオプションとフィルタがあります。

パフォーマンス・レポート

Citrix SD-WANでは、サイト、仮想パス、または方向(LANからWANおよびWANからLAN)レベルでパフォーマンス統計を表示できます。Citrix SD-WANを使用すると、各リンクの効率をミリ秒単位で示すメトリックを収集できます。詳細を表示するには、左クリックしてグラフライン内のパスまたは時間枠の特定の領域を選択します。

パフォーマンスレポート

必要に応じてデータ範囲を選択し、次のフィールドを使用してパフォーマンス・レポートを表示できます。

  • 仮想パス: ドロップダウンリストから仮想パスを選択します。
  • 方向: 必要に応じて [方向] を選択します ([LAN から WAN へ] または [WAN から LAN へ])。
  • レポート:レポート を表示するには、次のネットワークパラメータを選択します。
    • 帯域幅
    • 遅延
    • ジッタ―
    • 損失
    • 品質

QoS レポート

アプリケーション QoS レポートは、各サイト、WAN リンク、仮想パス、パスレベルでアップロード、ダウンロード、ドロップされたパケット数またはバイト数などの監視できます。

QoS レポート

次のメトリックを表示できます。

  • リアルタイム: Citrix SD-WAN 構成でリアルタイムクラスの種類に属するアプリケーションによって消費される帯域幅。このようなアプリケーションのパフォーマンスは、ネットワーク遅延に大きく依存します。遅延したパケットは、失われたパケットよりも劣ります(たとえば、VoIP、Skype for Business)。
  • インタラクティブ: Citrix SD-WAN 構成の対話型クラスの種類に属するアプリケーションによって消費される帯域幅。このようなアプリケーションのパフォーマンスは、ネットワーク遅延とパケット損失に大きく依存します(たとえば、XenDesktop、XenApp)。
  • Bulk: Citrix SD-WAN 構成でバルククラスタイプに属するアプリケーションによって消費される帯域幅。これらのアプリケーションは、人的介入がほとんどなく、ほとんどがシステム自体(FTP、バックアップ操作など)によって処理されます。
  • コントロール: ルーティング、スケジューリング、およびリンクの統計情報を含む制御パケットの転送に使用される帯域幅。

使用状況レポート

使用状況レポートは、仮想パスの使用状況情報を提供します。

使用状況レポート

  • レポート: ドロップダウンリストから [ サイト ] または [ WAN リンク ] を選択して、レポートを表示します。
  • [名前]: ドロップダウンリストからサイトまたは WAN リンクの名前を選択します。
  • 方向: 必要に応じて方向を選択します(LANからWANまたはWANからLAN)。
  • [プロットタイプ]: ドロップダウンリストから [プロットタイプ] を選択します ([線分] または [面積])。

可用性レポート

このレポートでは、WANリンク、パス、仮想パスの可用性データを表示できます。また、1 時間、24 時間、7 日などの特定の時間枠に切り替えたり、選択して、利用可能なデータを表示することもできます。パスと仮想パスのデータは、 DD: HH: MM: SS 形式で表されます。

可用性レポート

アプライアンス・レポート

アプライアンス・レポートは、ネットワーク・トラフィックとシステム使用状況レポートを提供します。各リンクをクリックして、アプライアンスのグラフを日、週、月、年単位で表示または監視します。

アプライアンス・レポート

レポートの表示