NetScaler コンソールサービス

シングルホップモードで展開されたNetScaler Gatewayアプライアンスのデータ収集を有効にする

NetScaler Gatewayをシングルホップモードで展開している場合、NetScaler Gatewayはネットワークのエッジに位置し、デスクトップデリバリーインフラストラクチャへのICA接続をプロキシ処理します。この配置は、最も単純で最も一般的な展開です。このモードは、外部ユーザーが組織の内部ネットワークにアクセスを試みた場合のセキュリティを実現します。シングルホップモードでは、ユーザーはVPN(Virtual Private Network:仮想プライベートネットワーク)経由でNetScalerアプライアンスにアクセスします。

レポートの収集を開始するには、NetScaler GatewayアプライアンスをNetScalerコンソールインベントリに追加し、NetScalerコンソールでAppFlowを有効にする必要があります。次の画像は、シングルホップモードで展開されたNetScalerコンソールを示しています

シングルホップ

NetScaler コンソールからAppFlow 機能を有効にする

  1. [ インフラストラクチャ ] > [ インスタンス] に移動し、分析を有効にするNetScalerインスタンスを選択します。

  2. [ アクションの選択 ] リストから、[ Analyticsの設定] を選択します。

  3. VPN 仮想サーバーを選択し、「 アナリティクスを有効にする」をクリックします。

  4. [ Web Insight] を選択します。

  5. OK」をクリックします。

注:

シングルホップモードで AppFlow を有効にすると、次のコマンドがバックグラウンドで実行されます。トラブルシューティングのため、こちらにそのコマンドを明記します。

  • add appflow collector \<name\> -IPAddress \<ip\_addr\>
  • add appflow action \<name\> -collectors \<string\>
  • set appflow param -flowRecordInterval \<secs\>
  • disable ns feature AppFlow
  • enable ns feature AppFlow
  • add appflow policy \<name\> \<rule\> \<expression\>
  • set appflow policy \<name\> -rule \<expression\>
  • bind vpn vserver \<vsname\> -policy \<string\> -type \<type\> >-priority \<positive\_integer\>
  • set vpn vserver \<name\> -appflowLog ENABLED
  • save ns config
シングルホップモードで展開されたNetScaler Gatewayアプライアンスのデータ収集を有効にする