NetScaler コンソールサービス

イベント

CitrixアプリケーションDelivery Controller(NetScaler)インスタンスのIPアドレスがNetScaler Consoleに追加されると、NetScaler ConsoleはNITRO 呼び出しを送信し、トラップまたはイベントを受信するインスタンスのトラップ先として暗黙的に自身を追加します。

イベントは、管理対象NetScaler ADCインスタンスでのイベントまたはエラーの発生を表します。 たとえば、システム障害や構成の変更が発生すると、イベントが生成され、NetScaler Consoleサーバーに記録されます。NetScaler Consoleで受信したイベントは[イベントの概要]ページ([インフラストラクチャ]>[イベント])に表示され、すべてのアクティブなイベントは [ イベントメッセージ]ページ([インフラストラクチャ]>[イベント]>[イベントメッセージ])に表示されます。

また、NetScaler Consoleはインスタンスで生成されたイベントをチェックしてさまざまな重大度のアラームを生成し、メッセージとして表示します。メッセージの中には、早急な対応が必要なものもあります。たとえば、システム障害は「Critical」イベントの重大度に分類でき、すぐに解決できます。

特定のイベントを監視するように規則を構成できます。ルールを使用すると、NetScaler ADCインフラストラクチャ全体で生成されたさまざまなイベントを容易に監視できます。

特定の条件で規則を構成し、規則にアクションを割り当てることで、一連のイベントにフィルターを適用できます。生成されたイベントがルール内のフィルタ条件を満たすと、そのルールに関連付けられたアクションが実行されます。フィルタを作成できる条件は、重大度、NetScaler インスタンス、カテゴリ、障害オブジェクト、構成コマンド、メッセージです。

また、イベントについて、そのイベントが解決されるまで特定の間隔で通知を複数回表示するように設定することもできます。追加の対策として、特定の件名、ユーザーメッセージを使用してメールをカスタマイズし、添付ファイルをアップロードすることもできます。

イベント

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