Application Delivery Management

適応型しきい値の設定

適応型しきい値機能は、各 URL の最大ヒット数に対するしきい値を設定します。URL の最大ヒット数がその URL に設定されたしきい値よりも大きい場合、syslog メッセージが外部 syslog サーバーに送信されます。しきい値の間隔は、日または週のいずれかで設定できます。

しきい値は次のように計算されます。

しきい値 = 最大ヒット数 * しきい値マルチプライヤー

ここで、

  • 最大ヒット数とは、URL の最大ヒット数です。
  • しきい値マルチプライヤーとは、ユーザーが定義する整数値です (デフォルト: 2)。

NetScaler® ADM を使用した適応型しきい値の作成

  1. System > Analytics Settings > Adaptive Thresholds の順に移動し、Add をクリックします。

  2. Create Adaptive Thresholds ページで、次のパラメータを指定します。

    • 名前 - しきい値の名前

    • エンティティ - URL

    • 期間 - しきい値の期間 (日または週)

    • しきい値マルチプライヤー - 指定された URL の最大ヒット数に乗算して、その URL の適応型しきい値を取得する、ユーザー定義の整数。

適応型しきい値の設定