Application Delivery Management

Syslogパージ間隔の設定

Syslogは、ロギングのための標準プロトコルです。これには、Citrix Application Delivery Controller (ADC) インスタンスで実行されるSyslog監査モジュールと、NetScalerインスタンスの基盤となるFreeBSDオペレーティングシステム (OS) またはリモートシステムで実行できるSyslogサーバーの2つのコンポーネントがあります。SYSLOGはデータ転送にUser Datagram Protocol (UDP) を使用します。

Syslogを使用すると、情報を生成するシステムと情報を保存するシステムを分離できます。ロギング情報を統合し、収集されたデータからインサイトを導き出すことができます。また、さまざまな種類のイベントをログに記録するようにSyslogを設定することもできます。

データベースに保存されるSyslogデータの量を制限するために、Syslogデータをパージする間隔を指定できます。NetScaler® Application Delivery Management (ADM) から以下のSyslogデータが削除されるまでの日数を指定できます。

  • 汎用Syslogデータ
  • AppFirewallデータ
  • NetScaler Gatewayデータ

Syslogタイプ別にNetScaler Gatewayのパージ間隔を設定することもできます。このパージ間隔は、NetScaler Gatewayデータを保持するように設定されたパージ間隔よりも優先されます。

NetScaler ADMのSyslogパージ間隔設定:

  1. Settings > Administration に移動します。Data Pruning で、System and Instance Data Pruning をクリックし、次に Instance Syslog をクリックします。
  2. Configure Instance Syslog Prune Settings ページで、Retain Syslog Generic Data(days) を指定します。NetScaler ADMが汎用Syslogメッセージを保持する日数を入力します。

Syslogパージ設定

Syslogパージ間隔の設定