ADC

高可用性セットアップの設定ファイルの同期

高可用性セットアップでは、すべての構成ファイルが 1 分間隔でプライマリノードからセカンダリノードに自動的に同期されます。構成ファイルの同期は、プライマリノードまたはセカンダリノードのいずれかでコマンドラインインターフェイスまたは GUI を使用して手動で実行できます。

セカンダリに固有の(プライマリに存在しない)セカンダリ上にあるファイルは、同期中に削除されません。

コマンドラインインターフェイスを使用して高可用性セットアップでファイルを同期するには

コマンドプロンプトで入力します。

sync HA files <mode>

> sync HA files all
 Done
<!--NeedCopy-->
> sync HA files ssl
 Done
<!--NeedCopy-->

パラメータの説明(CLI プロシージャにリストされているコマンドの)

sync ha files <mode>

mode

次のいずれかの同期モードを指定します。

  • all -システム構成、Access Gateway のブックマーク、SSL 証明書、SSL CRL リスト、およびアプリケーションファイアウォール XML オブジェクトに関連するファイルを同期します。
  • bookmarks -すべての Access Gateway ブックマークを同期します。
  • ssl-SSL 機能のすべての証明書、キー、および CRL を同期します。
  • import -アプリケーションファイアウォール用に設定されたすべての XML オブジェクト (WSDL、スキーマ、エラーページなど) を同期します。
  • misc -すべてのライセンスファイルと rc.conf ファイルを同期します。
  • all_plus_misc -システム構成、Access Gateway のブックマーク、SSL 証明書、SSL CRL リスト、アプリケーションファイアウォールの XML オブジェクト、ライセンス、および rc.conf ファイルに関連するファイルを同期します。

GUI を使用して高可用性セットアップのファイルを同期するには

[ システム ] > [ 診断 ] に移動し、[ ユーティリティ ] グループで [ HA ファイル同期の開始] をクリックします。

高可用性セットアップの設定ファイルの同期