ADC

複数のクライアント要求に対するクライアント接続を維持する

Client Keep-Aliveパラメータを設定して、HTTP または SSL サービスを構成して、Web サイトへのクライアント接続を複数のクライアント要求にわたって開いたままにできます。クライアントのキープアライブが有効になっている場合、負荷分散されたWebサーバーが接続を閉じた場合でも、NetScaler ADCアプライアンスはクライアントとそれ自体の間の接続を開いたままにします。この設定では、サービスは 1 つのクライアント接続で複数のクライアント要求を処理できます。

この設定を有効にしない場合、クライアントは Web サイトに送信するリクエストごとに新しい接続を開きます。クライアントのキープアライブ設定により、接続の確立と終了に必要なパケットの往復時間が節約されます。この設定により、各トランザクションを完了するまでの時間も短縮されます。Client Keep-Aliveは、HTTP または SSL サービスタイプでのみ有効にできます。

サービスレベルで設定されたClient Keep-Aliveは、グローバルClient Keep-Alive設定よりも優先されます。Client Keep-Aliveの詳細については、「 Client Keep-Alive」を参照してください。

CLI を使用してサービスでClient Keep-Aliveを有効にするには

コマンドプロンプトで入力します。

set service <name> -CKA <Value>
<!--NeedCopy-->

例:

set service Service-HTTP-1 -CKA YES
<!--NeedCopy-->

GUI を使用してサービスでClient Keep-Aliveを有効にするには

  1. Traffic Management > Load Balancing > Servicesに移動してサービスを開きます。
  2. [詳細設定] で、[ トラフィック設定] を選択し、[ Client Keep-Alive] を選択します。
複数のクライアント要求に対するクライアント接続を維持する