Application Delivery Management

アクセス制御

認証とは、ある人物が主張する本人であることを確認するプロセスです。認証を実行するには、ユーザーは認証メカニズムによって照会可能なシステムにアカウントが既に作成されているか、初回認証のプロセスの一部としてアカウントが作成される必要があります。NetScalerは、ローカルユーザーと外部ユーザーの両方を認証する方法を提供します。ローカルユーザーは内部で認証されますが、NetScaler ConsoleはRADIUS、LDAP、およびTACACSプロトコルによる外部認証をサポートしています。外部認証用に構成されたNetScaler Consoleにユーザーがアクセスしようとすると、要求されたアプリケーションサーバーはユーザー名とパスワードをRADIUS、LDAP、またはTACACSサーバーに送信して認証を行います。認証が完了すると、必要なプロトコルがNetScaler Console上でユーザーを識別するために使用されます。

アクセス制御とは、特定のリソースに必要なセキュリティを強制するプロセスです。これは、コンピューティング環境で誰がリソースを表示または使用できるかを規制するために使用できるセキュリティ技術です。アクセス制御の目的は、コンピューターシステムの正当なユーザーが実行できるアクションや操作を制限することです。アクセス制御は、ユーザーが直接できること、およびユーザーに代わって実行されるプログラムが許可されることを制約します。このようにして、アクセス制御はセキュリティ侵害につながる可能性のある活動を防ぐことを目指します。アクセス制御は、参照モニターを介したアクセス制御の強制に先立ち、ユーザーの認証が正常に検証されていることを前提としています。NetScaler Consoleは、きめ細かなロールベースアクセス制御 (RBAC) を可能にし、これにより管理者はエンタープライズ内の個々のユーザーのロールに基づいてユーザーにアクセス権限を提供できます。NetScaler ConsoleにおけるRBACは、アクセスポリシー、ロール、グループ、およびユーザーを作成することによって実現されます。

アクセス制御

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