Application Delivery Management

KubernetesクラスターへのマイクロサービスとしてのNetScaler®エージェントのインストール

NetScalerエージェントをマイクロサービスとして展開することは、NetScaler CPXの管理に役立ちます。このドキュメントで利用できる手順は、NetScaler ConsoleとKubernetesクラスターが異なるネットワーク上に構成されている場合にのみ適用されます。このシナリオでは、Kubernetesクラスターがホストされている場所にエージェントをマイクロサービスとして構成できます。

オンプレミスエージェントを構成し、Kubernetesクラスターがホストされているネットワークにエージェントを登録することもできます。

はじめに

  1. NetScaler Consoleで、[Infrastructure] > [Instances] > [Agents] の順に移動します。

  2. [Select Action] リストから、[Download Agent Microservice] オプションを選択します。

  3. [Download Agent Microservice] ページで、次のパラメーターを指定します。

    1. Application ID – Kubernetesクラスター内のエージェントのサービスを定義し、同じクラスター内の他のエージェントとこのエージェントを区別するための文字列ID

    2. Password – CPXがエージェントを介してNetScaler ConsoleにCPXをオンボードするために使用するパスワード

    3. Confirm Password – 確認のため、同じパスワード

      デフォルトのパスワード (nsroot) を使用してはなりません。

    4. [Download Yaml File] をクリックします。

KubernetesクラスターへのNetScalerエージェントのインストール

Kubernetesメインノードで:

  1. ダウンロードしたYAMLファイルを保存します。

  2. 次のコマンドを実行します。

    kubectl create -f <yaml file>

    例: kubectl create -f testing.yaml

    エージェントが正常に作成されました。

    エージェント

NetScaler Consoleで、[Infrastructure] > [Instances] > [Agents] の順に移動してエージェントのステータスを確認します。

エージェントを構成した後、NetScaler CPXインスタンスを追加し、サービスグラフで分析を表示できます。詳細については、以下を参照してください。

KubernetesクラスターへのマイクロサービスとしてのNetScaler®エージェントのインストール