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フェイルオーバーの原因を理解する

次のイベントにより、ハイアベイラビリティ設定でフェールオーバーが発生する可能性があります。

  1. セカンダリノードが、セカンダリに設定されたデッドインターバルを超える期間、プライマリからハートビートパケットを受信しない場合。(注 1 を参照)。
  2. プライマリノードで SSL カードのハードウェア障害が発生します。
  3. プライマリノードは、ネットワークインターフェイス上で 3 秒間ハートビートパケットを受信しません。
  4. プライマリノードで、フェールオーバーインターフェイスセット(FIS)またはリンク集約(LA)チャネルの一部ではなく、HA モニタ(HAMON)が有効になっているネットワークインターフェイスで障害が発生します。(注 2 を参照)。
  5. プライマリノードでは、FIS 内のすべてのインターフェイスで障害が発生します。(注 2 を参照)。
  6. プライマリノードで、HAMON が有効になっている LA チャネルで障害が発生します。(注 2 を参照)。
  7. プライマリノードでは、すべてのインターフェイスで障害が発生します(注 2 を参照)。この場合、フェールオーバーは HAMON の設定に関係なく発生します。
  8. プライマリノードでは、すべてのインターフェイスが手動で無効になります。この場合、フェールオーバーは HAMON の設定に関係なく発生します。
  9. いずれかのノードで force failover コマンドを発行して、フェールオーバーを強制します。
  10. プライマリノードにバインドされているルートモニタがダウンします。

注1:

デッドインターバルの設定の詳細については、「 通信間隔の設定」を参照してください。ノードがピアノードからハートビートパケットを受信しない原因としては、次のようなものがあります。

  • ネットワーク構成の問題により、ハートビートが HA ノード間でネットワークを通過するのを防ぎます。
  • ピアノードでハードウェアまたはソフトウェア障害が発生し、その原因でフリーズする(ハング)、リブートしたり、ハートビートパケットの処理や転送を停止したりします。

注2:

この場合、fail は、show interface コマンドまたは GUI からわかるように、インターフェイスが有効になっていて DOWN 状態になったことを意味します。有効なインターフェイスがダウン状態になる原因としては、LINK DOWN および TXSTAL があります。

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