ADC

負荷分散仮想サーバーを管理する

仮想サーバーは、作成時にデフォルトで有効になっています。仮想サーバーは手動で無効化および有効化できます。仮想サーバーを無効にすると、仮想サービスの状態は「OUT OF SERVICE」と表示されます。この場合、仮想サーバーは DownStateFlush パラメーターの設定に応じて、直ちに、または既存の接続を完了させた後に、すべての接続を終了します。DownStateFlush が有効 (デフォルト) の場合、すべての接続がフラッシュされます。DISABLED の場合、仮想サーバーは引き続き既存の接続でリクエストを処理します。

仮想サーバーを削除するのは、その仮想サーバーが不要になったときだけです。削除する前に、すべてのサービスをアンバインドする必要があります。

CLI を使用して仮想サーバーを有効または無効にするには

コマンドプロンプトで入力します:

enable lb vserver <name>
<!--NeedCopy-->
disable lb vserver <name>
<!--NeedCopy-->

例:

enable lb vserver Vserver-LB-1
disable lb vserver Vserver-LB-1
<!--NeedCopy-->

GUI を使用して仮想サーバーを有効または無効にするには

  1. Traffic Management > Load Balancing > Virtual Serversに移動します。
  2. 仮想サーバーを選択し、 アクションリストで [ 有効化] または [ **無効化**] を選択します。

CLI を使用して仮想サーバーからサービスをバインド解除するには

コマンドプロンプトで入力します:

unbind lb vserver <name> <serviceName>
<!--NeedCopy-->

例:

unbind lb vserver Vserver-LB-1 Service-HTTP-1
<!--NeedCopy-->

GUI を使用して仮想サーバーからサービスをバインド解除するには

  1. Traffic Management > Load Balancing > Virtual Serversに移動します。
  2. 仮想サーバーを開き、「 サービス 」セクションをクリックします。
  3. サービスを選択して [ バインド解除] をクリックします。

GUIを使用して、DOWNとマークされた仮想サーバ状態の原因を特定する

NetScalerバージョン13.0ビルド41.20以降、モニタバインディングインターフェイスに移動することなく、ダウンしている仮想サーバーのGUIでモニタープローブ情報を表示できます。[仮想サーバー] ページの [% HEALTH] 列 の値は、クリック可能です。 % HEALTH 列の値をクリックすると、仮想サーバーが DOWN とマークされている根本原因を特定できます。

  1. Traffic Management > Load Balancing > Virtual Serversに移動します。

  2. ダウンしている仮想サーバーに対応する % HEALTH 列の値をクリックします。

    仮想サーバーページのサーバー状態列

「サービスとサービスグループの監視」ページが表示されます。この仮想サーバーにバインドされているサービスとサービスグループは、それぞれのタブに表示されます。

負荷分散仮想にバインドされたサービスを使用している場合は、以下を実行してください。

サービス 」タブで、 停止しているサービスに対応する 「下へ」をクリックします。

「Service to Load Balancing Monitor Binding」ページの「 Last Response 」列には、仮想サーバーがマークダウンされた理由が表示されます。

ダウンステータスのサービス

サービスのサービスモニターバインディングページの最後の応答列

負荷分散仮想にバインドされたサービスグループを使用している場合は、以下を実行してください。

サービスグループ 」タブの「サービスとサービスグループの監視」ページで「 DOWN 」をクリックし、「サービスグループメンバー」ページで「 DOWN 」をクリックします。

「サービスグループのメンバーモニター」ページの「 最終回答 」列には、仮想サーバーがマークダウンされた理由が表示されます。

サービスグループのサービスモニターバインディングページの最後の応答列