ADC

Citrix ADC管理インターフェースへの制限されたシステムユーザー認証

CLIやAPIなどの特定のCitrix ADC管理インターフェイスへのシステムユーザーアクセスを制限できます。allowedManagementInterfaceパラメータは、許可される管理インターフェイスのリストを定義します。 たとえば、ユーザーまたはグループの管理インターフェイスがAPIに設定されている場合、グループ内のすべてのユーザーはCLI経由ではなく、API経由でCitrix ADCにアクセスできます。ただし、Citrix ADC GUIはAPIインターフェースの一部であり、API権限を持つユーザーもGUIインターフェースにアクセスできます。

注:

デフォルトでは、ユーザーとグループはすべてのインターフェース(CLI、API、およびGUI)にアクセスできます。

パラメータは、ユーザレベルまたはユーザグループレベルのいずれかで設定できます。グループレベルで設定する場合、設定はグループ内のすべてのユーザアカウントに適用されます。ユーザーが複数のグループにバインドされている場合、アプライアンスは管理インターフェイスの集約セットへのアクセスを許可します。ユーザーレベルでパラメーターを構成することにより、グループ内のユーザーの設定を指定できます。この場合–ユーザーレベルの設定はグループに対して構成されます。 特定のシナリオでは、ユーザーが外部認証サーバーを使用してユーザー・アカウントを管理している場合、サーバーの詳細がアプライアンス上で構成されます。この場合、管理者はCitrix ADCアプライアンスにユーザーグループを作成し、すべてのユーザー(外部サーバーでグループ化)をグループに追加できます。たとえば、外部サーバーで管理されているすべてのユーザーがAPI_usersグループに追加され、管理者はアプライアンス上でローカルにグループを設定できます。

注:

Citrix ADCアプライアンスでは、 nsroot 管理者(スーパーユーザー)のみがパラメーターを構成でき、システムユーザーがパラメーター設定を変更することはできません。

CLIを使用して、Citrix ADC管理インターフェイスへのユーザーアクセスを構成します

特定の管理インターフェイスへのユーザーアクセスを許可するには、許可された管理インターフェイスパラメータを設定する必要があります。コマンドプロンプトで入力します。

set system group <groupName> [-allowedManagementInterface ( CLI | API )]

例:

set system group network_usergroup –allowedManagementInterface CLI

パラメータの説明については、「 認証および認可コマンドのリファレンス 」を参照してください。

Citrix GUIおよびCLIインターフェイスについては、 Citrix ADCにアクセスするトピックを参照してください

Citrix ADC管理インターフェースへの制限されたシステムユーザー認証