ADC

データベースユーザーを構成する

データベースでは、接続は常にステートフルです。つまり、接続が確立されると、認証される必要があります。

NetScalerアプライアンスでデータベースのユーザー名とパスワードを構成します。たとえば、データベースにユーザー John が設定されている場合は、ADC にもユーザー John を設定する必要があります。ADCにデータベースのユーザー名とパスワードを追加すると、それらが nsconfig ファイルに追加されます。

名前では、大文字と小文字が区別されます。

ADC は、これらのユーザー資格情報を使用してクライアントを認証し、データベースサーバーとのサーバー接続を認証します。

CLIを使用してデータベースユーザーを追加します

コマンドプロンプトで、次のように入力します。

add db user <username> - password <password>

:

add db user nsdbuser -password dd260427edf
<!--NeedCopy-->

GUIを使用してデータベースユーザーを追加します

[システム] > [ユーザ管理] > [データベースユーザ] に移動し、データベースユーザを設定します。

データベースサーバでデータベースユーザのパスワードを変更した場合は、ADC アプライアンスで設定されている対応するユーザのパスワードをリセットする必要があります。

CLIを使用してデータベースユーザーのパスワードをリセットします

コマンドプロンプトで、次のように入力します。

set db user <username> -password <password>
<!--NeedCopy-->

:

set db user nsdbuser -password dd260538abs
<!--NeedCopy-->

GUIを使用してデータベースユーザーのパスワードをリセットします

[システム] > [ユーザー管理] > [データベースユーザー] に移動し、ユーザーを選択して、パスワードの新しい値を入力します。

データベース・ユーザーがデータベース・サーバ上に存在しなくなった場合は、ADCアプライアンスからユーザーを削除できます。ただし、ユーザがデータベースサーバ上に存在し続け、ADC アプライアンスからそのユーザを削除すると、このユーザ名のクライアントからの要求は認証されません。その結果、要求はデータベースサーバーにルーティングされません。

CLIを使用してデータベースユーザーを削除します

コマンドプロンプトで、次のように入力します。

rm db user <username>
<!--NeedCopy-->

:

rm db user nsdbuser
<!--NeedCopy-->

GUIを使用してデータベースユーザーを削除します

[システム] > [ユーザ管理] > [データベースユーザ] に移動し、ユーザを選択して [削除] をクリックします。