ADC

Citrix Gateway アプライアンスのアドレスプールのイントラネットIPを構成する

場合によっては、Citrix Gatewayプラグインを使用して接続するユーザーは、Citrix ADC ゲートウェイアプライアンス用に一意のIPアドレスが必要です。グループのアドレスプール(IPプールとも呼ばれます)を有効にすると、Citrix Gateway アプライアンスは各ユーザーに一意のIPアドレスエイリアスを割り当てることができます。アドレスプールは、イントラネット IP (IIP) アドレスを使用して構成します。

AzureにデプロイされたCitrix Gateway アプライアンスでアドレスプールを構成するには、次の2ステップの手順に従います。

  • アドレスプールで使用されるプライベート IP アドレスをAzure に登録する
  • Citrix Gateway アプライアンスでのアドレスプールの構成

Azure ポータルにプライベート IP アドレスを登録する

Azureでは、複数のIPアドレスを持つCitrix ADC VPXインスタンスをデプロイできます。次の2つの方法でIPアドレスをVPXインスタンスに追加できます。

a. VPXインスタンスのProvisioning 中

VPXインスタンスのプロビジョニング中に複数のIPアドレスを追加する方法の詳細については、「 Citrix ADCスタンドアロンインスタンスの複数のIPアドレスを構成する」を参照してください。VPXインスタンスのプロビジョニング中にPowerShellコマンドを使用してIPアドレスを追加するには、 PowerShellコマンドを使用してスタンドアロンモードでCitrix ADC VPXインスタンスの複数のIPアドレスを構成するを参照してください

b. VPXインスタンスをプロビジョニング後

VPXインスタンスをプロビジョニングしたら、以下の手順に従ってAzureポータルにプライベートIPアドレスを登録します。プライベートIPアドレスをCitrix Gateway アプライアンスのアドレスプールとして構成します。

  1. Azure Resource Manager(ARM)から、すでに作成されたCitrix ADC VPXインスタンス > ネットワークインターフェイスに移動します。登録するIIPが属しているサブネットにバインドされているネットワークインターフェイスを選択します。

    ネットワークインターフェイス IIP

  2. [IP 構成] をクリックし、[追加] をクリックします。

    IP構成IIP

  3. 以下の例のように必要な詳細を入力し、[OK] をクリックします。

    詳細IIP

Citrix Gateway アプライアンスでアドレスプールを構成する

Citrix Gateway でアドレスプールを構成する方法の詳細については、「 アドレスプールの構成」を参照してください。

制限:IIP アドレスの範囲をユーザーにバインドすることはできません。アドレスプールで使用されるすべての IIP アドレスを登録する必要があります。

Citrix Gateway アプライアンスのアドレスプールのイントラネットIPを構成する