ADC

VLAN 単位のワイルドカード仮想サーバの設定

特定の Virtual Local Area Network(VLAN; 仮想ローカルエリアネットワーク)上のトラフィックに対してロードバランシングを設定する場合は、指定された VLAN 上のトラフィックだけを処理するように制限するリッスンポリシーを持つワイルドカード仮想サーバを作成できます。

CLI を使用して特定の VLAN をリッスンするワイルドカード仮想サーバを設定するには

コマンドプロンプトで次のコマンドを入力して、特定の VLAN をリッスンするワイルドカード仮想サーバーを構成し、構成を確認します。

add lb vserver <name> <serviceType> IPAddress * Port * -listenpolicy <expression> [-listenpriority <positive_integer>]

show vserver
<!--NeedCopy-->

例:

add lb vserver Vserver-LB-vlan1 ANY -listenpolicy "CLIENT.VLAN.ID.EQ(2)" -listenpriority 10

show vserver Vserver-LB-vlan1
<!--NeedCopy-->

GUI を使用して特定の VLAN をリッスンするワイルドカード仮想サーバを設定するには

  1. [ トラフィック管理 ] > [ 負荷分散 ] > [ 仮想サーバー] に移動します。
  2. 新しい仮想サーバーを作成するか、既存の仮想サーバーを開きます。
  3. リッスンポリシーの優先順位と式を指定します。

この仮想サーバーを作成したら、「 基本負荷分散の設定」の説明に従って、仮想サーバーを 1 つ以上のサービスにバインドします。

VLAN 単位のワイルドカード仮想サーバの設定